私はスーパーカートリオより少し後の世代です。


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今回滅多に買わない“RM MODELS”に手を伸ばしたのは“立体交差”の特集ではなく、同じく表紙に見出しが出ている

“屋鋪要〈燕〉を作る[N]”

が理由です。

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ご存知の方も多いと思いますが、あの屋鋪要さんです。

80年代中盤、横浜大洋ホエールズで高木豊・加藤博一の両氏とともに“スーパーカートリオ”として恐れられたあの屋鋪要さんです。

https://www.youtube.com/watch?v=B0Fx41zuU04


今回初めて知ったのですが、屋敷さんは此花生まれの川西育ちでいらっしゃるんですね。

そして三田学園出身と云うことで、ひょっとすると福知山線で通うなりなさっていたのかも知れません。

その頃の福知山線ならば、鉄オタなら楽園の様な線だったと思います。

そんな屋敷さんが今回仕立てたのが特急“燕”。

戦前の、給水車の付いたC51が牽引していた頃の編成でして、展望車がスイテ37020です。

かつて、開業当時の新橋停車場の精巧なジオラマ模型を作ってらっしゃいましたので、今回も編成丸ごとフルスクラッチとかになるのかな?と思いきや、ワールド工芸やMODEMOの製品を手を入れつつ上手く使いながら、後ろの5輌をRLFのエッチング・コンバージョンキットで仕上げたそうです。

誌面をご覧いただければ分かるのですが、いずれも素晴らしい仕上がりです。

プロ野球で一流の外野手だっただけあって、ここ1番の集中力は半端ないのかも知れません。

博一さんが鬼籍に入り、高木豊さんはすすきのでガールズバーを経営する中、ウィキペディアでは“鉄道写真家・鉄道文化人”として紹介されておる屋敷さんですが、根底に流れる“鉄道が好き”と云う思いが端々に感じられる“燕”の作例に、清々しさを覚えました。


http://tetsudo.com


http://blogs.yahoo.co.jp/koasarocks619/


https://www.instagram.com/koasarocks/


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