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さてさて、そのスラリとした容姿から“貴婦人”の愛称で親しまれたC57は、北は北海道から南は九州までの四国を除く全国はおろか、遠く台湾の地でも活躍したそうです。
1942~43年にかけて、当時日本領だった台湾の台湾総督府鉄道向けに川崎車輌と日立製作所にて6両が製造され、C571~6として日本から持ち込まれます。
ちなみにこの6両、日本による統治が終わった後はCT270型となり、CT271~CT276に改番され活躍しました。
現在では、CT273型が動態保存されております。

戦後、1953年には日立製作所にて台湾向けのC57(CT277~CT284)が8両製造され、これをもって国鉄型のSLの製造が終了されたそうで。

そんな汎用性の高いC57は、保守整備のしやすさも相まって、動力近代化の最終盤まで働き続ける事となります。

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1975年12月14日、国鉄最後の蒸気牽引旅客列車とされる室蘭本線・室蘭~岩見沢間の225列車をC57の135号機が牽引した事をご存知の方も多いかと思われます。

更に付け加えるならば、本格的動態保存の先駆けとして山口線にて“やまぐち号”の牽引機に抜擢されたのもC57の1号機ですね。

ところで今回、KATOにて作り直されるC57が欲しいなぁとなったきっかけの画像がこちらです。

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昭和のSL映像館にて拝見した、餘部鉄橋を渡るC57牽引の普通列車なんですが、風景・編成・煙の全てが完璧なカットに一目惚れしまして、ずーっと欲しかったんですね。

ただ、近年のSLファインスケール化の流れに乗って、そう遠くない未来に絶対新規制作のものが出るであろうと我慢しておりました。

たまに中古で旧製品が並んでいたりするのですが、キャブに張り出たモーターを見つめて
「まだまだ待て待て」
と自制しておりました。

今回ようやく発売と云う事で、ローカル線から本線まで、場所を選ばず働いてもらいたいなと思い願っております。

※画像は全てイメージです。

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コメント(2)
ショウちゃん(hs2)
こんばんは。
TOMiX製品ですが、C57 135を予約しましたし。😅
できることなら、KATO製品も欲しいところなんですが。(大汗)
2017/9/14(木) 午後 8:05
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KOASA。
> hs2*****さん
こんばんはです。
ウチではTOMIXのは今回見送ってしまいました…。

あのパーツ群の取り付け、楽しそうやなぁと思ってますんで機会があれば出会いたいです。

KATOの分は年明けですので、まだまだ迷い甲斐がありますよ♪
2017/9/14(木) 午後 8:22