情報求む、かな?

毎日更新を掲げておるものの、途切れそうになるときももちろんございまして、そんな時にめくるのが仕事で使ってる“鉄道手帳”なワケです。

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8月23日は何かあったんかな?と思いめくってみると、24日のインパクトが…!

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よく見てみます。

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蚊帳なんですって。
蚊帳を貸し出し?と思ったら1899年の事だそうで。

19世紀末、山陽鉄道、蚊帳…。

キーワードが渋滞気味です。

で、ちょっと調べてみると、山陽鉄道の夜行急行列車にて蚊帳の貸し出しを開始と云う表記を見つけました。

そもそも山陽鉄道自体がナンジャラホイ?なんですが、これは現在の山陽本線の大部分にあたる鉄道だとか。

元々はアレは私鉄やったんですね。

最初は山陽電鉄とごっちゃになってました。

で、少しだけウィキペディアのページを読んでみるとなかなか愉快なアイデアに溢れた会社やったそうで、瀬野八区間は無理やったものの10‰よりキツイ勾配は作っちゃダメとか、そのほかたくさんエピソードがございますので丸々引用してみます。

【引用元】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/山陽鉄道

~引用開始~
山陽鉄道は積極的な経営方針を採っていたことで知られており、その後戦後にかけて鉄道業界全般を通して普及していった設備・サービス・事業等の中には同鉄道が日本で初めて実現させたものも少なくない。たとえば、長距離急行列車の運転(1894年)、車内灯の電化・ボーイの添乗(1898年)、食堂車の連結(1899年)、一等寝台車の投入(1900年)、二等寝台車の投入(1903年)、3軸ボギー車の投入、真空制動機の採用、ステーションホテル設置などである。また全線が開通した1901年(明治34年)には、日本初の優等列車「最急行」(特急列車の元とされる)を走らせた。
~引用終わり~

この中で、蚊帳が貸し出される5年前“長距離急行列車の運転”ってのが引っかかりました。

いつから始めたんだか夜中に急行列車を走らせた様で、これが後の寝台車導入に繋がるんでしょう。

時期的に蚊帳の貸し出しが寝台車導入の1年前ですので、苦肉の策が蚊帳だったんでしょうか。

知ってどうする?と云うお話ですが、どなたかご存知の方がいらっしゃったら簡単で良いのでコメントを頂戴出来ると幸いです。

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コメント(2)
kus*****
KOASA。さんこんにちは(^^)
なかなかキニなる歴史ですね~
同じWIKIで「山陽本線優等列車沿革」で以下の様に記されています。
1894年(明治27年)10月 山陽鉄道が、神戸駅 - 広島駅間(この年6月に開業)に日本初の長距離急行列車を運転開始。この当時は急行料金は徴収せず、普通列車同様乗車券のみで乗車できた。神戸 - 広島の所要時間は上下列車それぞれ8時間47分・56分であった。
1895年(明治28年)10月 急行列車は官営鉄道東海道本線に乗り入れ、関西の発着駅を京都駅とする。(後には大阪駅発着の列車も設定)
1899年(明治32年)5月 当時昼行・夜行あわせて4往復あった急行列車のうち1往復に日本初となる食堂車を連結。
1900年(明治33年)4月 夜行急行列車1往復に、日本初となる寝台車を連結。
日本初の急行列車や寝台列車も山陽鉄道だったのですね・・・
私も勉強になりました。
神戸~広島間が発祥だったのですね。
2017/8/23(水) 午後 1:04
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KOASA。
> kus*****さん
コメントありがとうございます♪

ご記載いただいた内容より、所要時間を考えると1894年の長距離急行列車運行開始当初より夜行急行も設定があったと考えるのが自然かも知れませんね。

想像すると、もちろんトイレもあったと考えるべきでしょうから、正式に寝台車が出来るまでの間の対処策が蚊帳であったと考えても良さそうですね。

山陽鉄道と関西鉄道はアイデアの宝庫やったみたいなんで、探るとまだまだ興味深い事実が出てくるかも知れませんね。
2017/8/23(水) 午後 3:50