どこに需要のあるのか分からない私の模型撮影バナシの第三弾。

今日はお座敷レイアウトにて編成を撮るときに注意している事です。

今日のモデルさんは、久し振りに出してきたJRFの皆様です。

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ところで、若い頃のお仕事バナシで行けば、一番長くやっていたのは洋服屋さんです。

学生バイトからダラダラとフリーターまでやった某総合スーパーの衣料品売り場と、フリーターで入って中途採用で正社員になり、結局会社が傾いてリストラクションに遭った某カジュアル小売りチェーンの2社に勤めていたのですが、イロイロある雑務の中でも大変やけど楽しい作業が売り場作りです。

日別週別で上がって来るデータと入荷予定とをにらめっこしながら一番売上が上がるであろうと自分が信じる陳列やディスプレイを考えて一つの売り場を構築して行く行程は、今覚えば楽しかったなぁと思います。

気をつける事は沢山あるのですが、何をするにも必ず気をつけていたのが“左から右への視線移動”と“3角形の配置”を意識する事でした。

最初に勤めた某スーパーにて、売り場構築の研修にフリーターのクセに参加させてもらった事があるのですが、ここでレクチャーされた色相循環と上記の2点が未だにワタクシの原点です。



先ずは視線移動の件。

ホントかウソかは分かりませんが、人間はある対象を見るときに、先ず左から右へと視線を動かす傾向があるんだとか。

そう考えるならば、画像の左端にアイキャッチとなる様なものを配置し、右へ向けて順繰りに見てもらいたいものを並べて行くのが自然やろなと。

つまり、“顔”である先頭部分を左側に配置し、右に向けて編成が並ぶのが見やすかろうと考えるわけです。

具体的に画像をお見せするとこんな感じです。

イメージ 4


左にゴトーさんを配し、右に向けてコキが連なって行きますね。

ここで三角形のお話しを。

先ずこの画像ですが、ずらずらずらっと機関車が並んでいますね。

イメージ 2


これはこれでええんですが、この様に少しズレるとどうなるでしょう?

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画像の中に動きが生まれますね。

視点の中で視線が留まり易い部分、この画像で言えば各ロコのカプラー辺りを三角形の頂点として配する事で、動きと奥行きのある構図を狙います。

これを一つの編成で実現するならカーブの通過時ですね。

イメージ 5


EF510のカプラー辺りとJOTのピンクの帯のコンテナのうち左端のもの、そして右端のロゴやらがほとんど入っていない赤い19Dのコンテナを頂点として三角形を形成する様に意識します。

この時、前回の記事で記した脳内で補填するフレームの中のグリッドを意識するとバランス良く撮れると思っております。

イメージ 6


もう少し書きたいなぁと思うことがありますので、更に次回に続けてしまいます。

(続く)


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コメント(2)
屋根裏の住人
おはようございます。

なるほど~
スーパーのチラシもそんな視線移動を考えて作られていると聞いたことがあります。

模型ではズラ~っと並べてもめりはりがないんですね。
16番をやり出してからは1両が長いので、編成ものなんかは頭からケツまでどうやったらピントが合うのかなぁ・・・
なんて頭を抱えております(-_-;)
2017/4/28(金) 午前 6:09
<<返信する
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KOASA。
> 屋根裏の住人さん
おはようございます。

フル編成とかやり出してからどうしたもんかなぁ?と考えた挙句、入らへんもんは割り切ると云う結論に至りました(汗)

屋内の限られたスペースで小さなものを撮りますので実車の撮影とは違うけど、実車っぽく撮りたいなぁと。
2017/4/28(金) 午前 9:09