Amebaの皆様にはご存知いただいていないかも知れませんが、ウチのネタ切れ時のお助けアイテムがこちら♪
創元社
“鉄道手帳 2019”
お仕事使いしているワタクシwww
デイリーのページを見ると、その日にあった鉄道絡みの出来事が載ってたりする愉快な一冊です。
で、昨日の欄を見てみますと…
日本型に慣れ親しんでおるワタクシからしますと、物凄く難解な名詞が飛び出してまいりました。
“ 一軸台車連接型客車”
「????」
恐ろしくグッと来るパワーワードです。
なんのお話でしょ?
脚注(7)ってのがあるっぽいので参照します。
レールとレールの距離が広がるからRの差がデカくなり、結果摩擦が大きくなると云う理解でよろしいのでしょうか?
しかしながらこの程度で説明出来たと思ってもらっちゃ困ります。
ワタクシの脳味噌はそんなに優秀には出来てませんwww
っつーことで、いつものWikipedia先生に教えを請います。
タルゴ(Talgo スペイン語:Tren Articulado Ligero Goicoechea-Oriolの略称)は、スペインで開発された一軸台車連接型客車およびそれによる列車の総称であり、これを開発した鉄道車両メーカーの名称でもある。タルゴの名称は、スペイン語での関節(連接)列車、軽量の頭文字と、さらに2人の開発者、アレハンドロ・ゴイコエチェアとホセ・ルイス・オリオールの名前に由来している。
〜Wikipedia“タルゴ”より〜
Wikipediaにて“タルゴ”で検索をかけると沢山写真が出てきますので、そちらをご参照いただけると幸いです。
もう少し読み進めてみましょう。
1942年に試作車のTalgoI(タルゴ1?)が製造されて以降、現在までに複数の形式が開発されているが、すべて車輪が一軸独立であるという特徴を持つ。左右の車輪をつなぐ車軸が存在せず、車輪の間に通路などを設けるための空間が確保できるため、車高が非常に低くなっている。
〜Wikipedia“タルゴ”より〜
内輪差の解消のほか、車高を下げる事により重心が下がってコーナリング性能が上がると云う事でしょうか。
また、ここでは言及されておりませんが、車高が下がることにより建築限界が小さくなり、山岳地帯が多いとされるスペイン国鉄において、トンネルの工費が節約できたのでは無いでしょうか?
知らんけどwww
また、興味深いこんな記述も。
1968年にTEE「カタランタルゴ」として隣国フランスとの乗り入れに対応した軌間可変仕様のTalgoIII-RD(Rodadura Desplazable)が登場した。これが、タルゴが軌間可変車両の代名詞となった理由である。
〜Wikipedia“タルゴ”より〜
軌間可変仕様、つまりフリーゲージトレインですよ旦那♪
台車の交換なしにゲージを変更して広軌(1668mm)のスペインから標準軌(1435mm)のフランスに乗り入れると云うアクロバティックな直通運転を実現するのに、シャフト無しの一軸台車と云う構造的特徴が貢献した様です。
外国型車両は守備範囲“外”
ですので、今すぐタルゴのNゲージのモデルを探してごにょごにょなんて事はございませんが、その構造を考えると、走らせたらオモロそうやなぁ…なんて思ってみたりwww