仙台市内の使われていない古いアパートの一室で遺体が見つかる。手足や口がガムテープでくるまれ、身動きできない渋滞で、餓死していた。ある意味残酷な手段であり、所持金などが残っていたことから、警察は怨恨による殺人と考え、捜査を始める。しかし被害者は福祉保険事務所の課長で、周囲の評判は非常にいい。家庭でも職場でも無類のお人好しの善人で、恨みを受けたとは思えない。物的証拠も皆無で、捜査は難航する。

ついで同様の手口で二番目の被害者が見つかる。周囲を木立でか困れた農機具小屋のため、目撃者もなくまたも難航。今度の遺体は県会議員で、同じように清廉潔白で、恨みを買いそうにない人物。

二人に接点はないか、捜査する県警の捜査一課刑事の苫篠は、二人の過去の経歴を調べる。県会議員はなんと、かつて福祉保護事務所に勤務していた。二人とも市内の事務所を異動していたが、かつて同じ事務所にいたことがあるとわかる。そこで何らかのトラブルがあり、恨みを買ったと思われる。

捜査と平行して、刑務所を出たばかりの利根が、過去のある事件の関係者を探していた。殺された二人もそうであり、退散の男を探していた。

利根こそが犯人かと思いながら、読んでいくと、利根の若かりし頃のエピソードが描かれる。

警察と利根が第三の男を突き止め、海外から帰国するのを待ち受ける。抵抗する利根を公務執行妨害で逮捕した直後に、第三の男が拉致されたとの知らせが。とぬは真犯人ではないのか?

利根は刑事にある場所へつれていってほしいと提案する。

そこには何があるのか?

真犯人は誰か?

朝晩は涼しいが、日中は30度ごえの真夏日。いつまで続くんだろう。週末は雨の予報だから、それで落ち着くかな。


今日の仕事かえりは、県立図書館。

読了した五冊を返却。うち三冊は金庸だったが、また借りるかどうか迷ったが、ひとまずやめておく。

小説だけではないが、また五冊借りた。

今日借りた本


翔田寛

「誘拐児」

講談社、2008


安壇美緒

「ラブカは静かに弓を持つ」

集英社、2022-202303


キース・カラブレーゼ

「希望のひとしずく」

理論社、2023-202404


正津勉

「裏日本的」

作品社、202305


山川健一

「物語を作る魔法のルール

<私>を物語化して小説を書く方法」

藝術学舎、202307



日中は真夏日でまだ暑い。


仕事かえり、市立図書館分館へ。

読み終えた四冊を返却し、新たに三冊借りた。

今日借りた本


翔田寛

「真犯人」

小学館、2015


中山七里

「ネメシスの使者」

文藝春秋、2017


佐藤青南

「一億円の犬」

実業之日本社、202311