読みかけて気づいた。これは前にも読んだと。でも、面白そうなので再読。

フリーの編集者の三郷美波は、日枝山王大学国文科卒業。だから、異色の民俗学者である小余綾コユルギ助教授とも馴染みがある。あいにくと今回は先生は留守で、最後に会って話は聞けたものの、それまでは、歴史学研究室の堀越と偶然であい、一緒に謎解きのための旅に同行する。

三郷が担当する作家の次の執筆テーマは壬申の乱。二人の天皇、天智と天武に愛された女流歌人額田王、彼女と天武天皇の間に生まれた十市皇女、二人の女性をメインに据えた作品を書く予定とか。

自分の得意分野ではないながら、仕事のためにとにわかにその頃の時代背景を調べ始める三郷。作家に勧められた中秋の名月を見るために訪れた奈良の春日大社。そこで出会った釆女神社と釆女祭に興味を抱く。聞いたこともない祭なのにかなり盛大に行われた。見ながら何か腑に落ちない。なんか気になるが、何が問題なのかわからない。

こうして、三郷は一人調べを続けていくが、途中からは堀越と同行することで、いくぶん理解は進むものの、最後のところが二人にはいまだ手が届かず、ラストの小余綾の解説で納得するという展開。

壬申の乱とは何だったのか?

天智と天武は本当の兄弟だったのか?

天智天皇の皇太子大友皇子の母親は誰だったのか?どんな身分だったのか?

天武即位の前の天皇は誰だったのか?

堀越が追う藤原氏と三郷の追う釆女祭は時代的には百年ほど離れているが、小余綾によれば、本質的には全く同じだと言う。表と裏というだけで、構造は同じだと。それはいったい何か?

読み終わると、なんか納得させられてしまう。

まあ読んでスカッとできればいいか。


日差しがあり、あまり寒さは感じなかったが、気温自体は一桁だから、寒い方なのか。

朝方と夕方に、雪が少し舞うくらい。


朝は、交通安全街頭指導の当番日で、七時半から八時まで、近所の交差点に立つ。

その後、出勤したが、五分くらいの遅刻。


とにかく、ひまな日で、やることがなくて困る。

明日はコンテナか来るので、半日はすることがあるが、午後はどうなるかな?


仕事中に、市立図書館から予約本が入荷したと連絡があり、帰りに寄る。

あさのさんの弥勒シリーズの最新作。

あと三冊まで借りられると言うことで、本棚を回るが、これと言うものがなく、海外ミステリーの文庫を二冊と、海外小説を借りることにした。

今日借りた本


あさのあつこ

「乱鴉の空」

光文社、202208


トム・マッカーシー

「もう一度」

新潮社、2014


ジョン・ヴァートン

「数字を一つ思い浮かべろ」

文春文庫、2018


C・A・ラーマー

「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」

創元推理文庫、202208


来週火曜からまた、車のエレベーターの点検で、三月一日まで使えないから、今借りている本のうち、四冊は月曜日に返す予定。だから今週末はまずは、その四冊を読む予定なのだが。一度延長してるから、もう延長はできないし、一冊は予約が入っているから、返さないといけない。

それほど寒くはなかった。

日中は日差しがあり、温かく感じるほど。ただ今の予報では、明日の朝はマイナス一度で、最高気温も六度。明日こそ寒くなるかな。ただ、晴れて、雨も雪もなさそうで、ありがたい。


仕事帰り、今日は県立図書館へ。

金庸と、日本人作家の中国もの以外の本は、まだ期日はあるものの、読めそうにないので、返すことにした。

新たに、また、金庸の別の作品でも借りようかと思っていたのに、結局、興味はあれど、読めるかどうかわからないものばかり、四冊借りてしまう。二冊は何度も借りながら、未だにまともに読めてない本なんだが。

今日借りた本


鷲田清一

「濃霧の中の方向感覚」

晶文社、2019


ジョン・パウエル

「ドビュッシーはワインを美味にするか?

音楽の心理学」

早川書房、2017


池内紀  川本三郎

「すごいトシヨリ散歩」

毎日新聞出版、2021


小川忠  編

「国境を越えるためのブックガイド50」

白水社、202209-10