少し不思議な童話みたいな物語。

若くしてなくなった父親、その後医師となり、海外で活躍した母親を持つ主人公は、祖父母の営む喫茶店で育った。地元の印刷会社に勤め、祖父母を看取った独身五十代の律子。以前近所にいた占い師が別れるときにくれた魔法のランプ。

死期を迎えた律子は、ランプの魔神の猫により、魔法使いとなる。愛猫のメロディとともに、魔法のバスに乗り、世界を旅をして、いろんな人や妖怪や神様と出会い、美味しい料理を魔法で作り、振る舞う不思議カフェを営む。

漫画家志望の若い女性は幼い頃に祖母の家で好きだった雛人形と再会する。

今は廃校となった山奥の学校。そこにいた狸の妖怪や学校備品の妖怪たちに慰められた、都会から来た寂しい男児。忘れかけていた過去の友人に会うために、教師となった若者は、廃校にやって来る。折しも桜が満開。みんなに花見弁当を振る舞う不思議カフェ。

戦争で国を追われ、とある町の橋のたもとでなくなった姫様と従者の若者。死後神様となり、神社にまつられ、町を守ってきた。太平洋戦争でなくなった少女と猫たち。彼らのために女神が作った神社内の幻の庭。そんな彼らをもてなす不思議カフェ。

あとがきによれば、たそがれ堂のような不思議カフェによりは、主人公の律子に焦点を当てた物語とか。

地道に生きてきた平凡な女性が、人生の終盤に奇跡に出会う。よい魔法使いとなり、出会った人々を救う力を得る。世界の片隅のささやかな幸せをもたらす、小さな魔法。

今日、東海、近畿、中国地方に梅雨明け宣言が出た。関東は、ところにより雨が降るようで、宣言は見送られたようだ。


天気もよくなったし、注文もあまりない。急ぎではないが、シール貼りするものを見つけ、どうにか仕事にありつけて、クーラーのきいた作業場で過ごすことができた。ただ午後になると、少し眠気が出る。睡眠不足か、クーラーで冷やされたか。


仕事帰り、県立図書館へ。

来週の火曜が期限の三冊と、期限はまだ先だが、読めそうにない本一冊の四冊を返却する。関心はあっても、落ち着いて読む時間がとれなくて、読めそうにないと、早々とあきらめた。

新たに三冊借りてみたが、こちらも小説でないから、読めないかもしれないが、まあ、所々だけでも、読めたらいいな。

今日借りた本


スチュアート・ケルズ

「図書館巡礼

<限りなき知の館>への招待」

早川書房、2019


エラ・バーサド/

スーザン・エルダキン

「文学効能事典

あなたの悩みに効く小説」

フィルムアート社、2017


若松英輔

「霧の彼方  須賀敦子」

集英社、2020



全国的に、体温に近い猛暑となった。まだ7月だというのに、この暑さ。来月はどうなるんだろうと考えると、怖いね。そろそろ梅雨明け宣言が出るかな。

職場は月末で決算と言うことで、三階の商品棚に、あまり商品を詰め込むと、数えるのが大変だから、商品棚を埋める作業はしない方がいい。ということで、仕事がなくなってきて、困る。

この猛暑だから、作業場は朝からクーラーをいれてもらえるが、作業場でする仕事がなくなってきた。

私の担当では雨が降らないと、ほとんど注文がないし、当分雨傘はあまりでないから、取り置き商品のシール貼りとか、ラベル付けの作業もない。


仕事帰りに、市立図書館分館に寄る。

来週水曜が期限の本五冊のうち、三冊は読了。一冊は読みかけたものの、読む気があまりなくて、あきらめて、ひとまず返すことにする。一冊のこし、四冊を返却。

新たにまた四冊借りた。みな、読んだことがある作家さんのシリーズの新作や、新作ばかり。

今日借りた本


今野敏

「任侠楽団」

中央公論新社、202206


吉永南央

「薔薇色に染まる頃

紅雲町珈琲屋こよみ」

文藝春秋、202210


大崎梢

「27000冊ガーデン」

双葉社、202304


村山早紀

「不思議カフェNEKOMIMI」

小学館、202301