横浜みなとみらいに新規オープンしたホテルでの人質をとっての立てこもり事件に敢然と立ち向かう一人の警官。警視庁鎌田署の刑事、武本はその日、三階のレストランで見合いをしていた。武骨で口下手、誠実だが不器用、見た目は強面。考えるのが苦手。そんな武本に見合い相手に30分であきられて、帰ろうとしたところ、ホテル内で異臭騒ぎが起こる。気になった武本はホテルスタッフについていく。

同じ頃に二十階にある、会員専用のフロアに、謎の犯罪集団が侵入者、そこで取引されていたナチスが奪った名画を横取りする。参加していた売り主飼い主六人は殺害される。サイコキラーの双子の少年の仕業だった。

彼らが侵入の際に戸棚に隠した警備係を武本が見つけたことで、彼は現場まで上がり、犯人と遭遇。

お陰で犯人グループは計画が狂い、ホテルを封鎖して、立てこもることになる。

近くの携帯の基地を爆破した犯人グループ。携帯が繋がらず混乱するホテル周辺。犯人はホテルの出入り口にも爆弾をしかけたというから、包囲した神奈川県警も迂闊に飛び込めない。

膠着するなかで、武本はホテルスタッフ西島と逃げ回りながら、犯人に立ち向かい、拳銃一丁と無線機を手にいれるも、武本自身も足を負傷。

捜査本部からは閉め出されながらも、武本がいると聞いたキャリア警視の潮崎。茶道の家元の生まれで、かつて警視庁で警部補として、武本と相棒を組んだ。退職したあとに、キャリアとして神奈川県警に入っていた。その潮崎は、本部に向かい、武本と無線で話をする。犯人にも聞かれるために、その内容は一見馬鹿馬鹿しいものだか、かつて相棒だった二人はなんとか意思を伝え会う。

武本の頑張りで、人質は無事に保護され、犯人グループは四人が死ぬも、二人が名画を手にいれて逃走。

犯人が逮捕されなかったのは残念だが、なかなかよかった。