間借り鮨まさよ、シリーズ第二作。

やっさんシリーズのやっさんのようなまさよ。自分の店を持たず、他人の店の昼時だけを間借りして、握り寿司を開くまさよ。

今回最初の話は、ベトナム人の母親と二人暮らしする小学五年生の舞依。本国に帰った母親が予定通りに戻らない上に連絡とれず困っていた。偶然入った子供食堂で間借り鮨を開いていたまさよと知り合う。心配したまさよがあれこれと面倒を見る人情話。

第二作は、今は落ち目のロックスターの最後のツアーに同行して、鮨を握るまさよ。ひとりよがりなスターを襲う困難に首を突っ込み、彼の再生の手助けをするまさよの活躍。

第三作は、まさよが修業時代の先輩が故郷の山梨で開いた鮨店。息子夫婦があとを継いだものの、脳梗塞で倒れ、間違った方向に進もうとしてもそれを止められず、まさよに頼ってきた。みかねたまさよは、二階に間借りしなから、寿司屋の本分に目覚めさせるために、若夫婦を再教育して手助けする話。

まるでやっさんと同じだが、それでも楽しめた。