消防官大山が友人二人と犯罪にも取り 組む、お馴染みのシリーズの第四作。
今回は関東に大型台風が直撃直前に起きた消防隊出動で出くわした事件が描かれる。
自宅駐車場が冠水し、車のしたに老母が取り残されたという通報。他の出動の続きで現場に向かった大山。
老母は近所の人たちの手で、車のしたから引き出されていたが、臨死状態。救命処置をしたが、すでに死んでいた。長女の娘から、何でもっと早く来てくれなかったのか、と嘆かれたことがいつまでも気になった大山。
調べてみると、母と無職の娘の仲はよくなかったという。娘が母親を殺したのかと疑ってみたものの、解剖の結果、事件性はないとされた。
後悔と責任感から老母の葬儀に行った大山は、顔見知りの老人から気になること場を聞く。大山がたちには責任はないと。
気になった大山はさらに調べを進めていき、その男が泥棒で現場付近を調べていて、犯行の一端を目撃していたことを知る。泥棒の協力で、容疑者の娘を追い詰め、警察に引き渡すも、自供を得られない。なき老母が日ごろ非難していた長女に、財産の大部分を残したことを遺言書によりしった容疑者は、ようやく自白。