本格推理の新星方丈さんの第四作。

若い頃と違い、本格の推理は苦手なんだが、ホテルが舞台ということで、読んでみる気になったが、やはり途中で挫折しそうに。でも、まあなんとか最後まで。

アミュレットホテル別館は特別なホテル。犯罪者が客のホテルで、会員限定のホテル。九階までは普通の犯罪者が、十階から十四階には、名うての犯罪者が利用する特別室。犯罪者御用達の別館では、警察は一切介入せず、どんなサービスも受けることができる。望めば武器さえ調達してくれる。客のプライバシーを守るために、客室には一切監視カメラはない。事件が起きると、専属の探偵が推理し調査して犯人を特定し、特別な火葬装置で、犯人を抹殺する。

そのホテルにはルールは二つだけ。ホテルには迷惑をかけない。ホテル内では殺人や傷害事件を起こさない。

しかし、そのルールが破られ、特別室内で殺人事件が起こる。専属探偵は一見完璧と思える犯罪をその頭脳により解明する。

そんな推理劇を描いた作品のようだ。