首都圏を襲う大地震とそれに伴う災害に対処するためにつくられた銀座第一消防署。そこには全国から集められた精鋭の消防士がそろっている。

彼らは全国の消防署から推薦された三年以上の経験がある消防士が三ヶ月の訓練を受け、合格すると晴れて、ギンイチの消防士となれる。そんな訓練所、消防学校には毎年30人がやって来るが、合格するのは10人足らずと、厳しい門となる。

主人公はそんな学校にやって来た女性、神谷夏美。十年前に伝説的な消防士だった父親が殉職したのを契機に、消防士となったものの、小柄で体力もなく、すぐにやめてしまうだろうと思われていた。

そんな彼女が学校で、体力などがなくてバカにされ、やめてしまえと陰口をされながらもがんばり、近所の火事に出動し、消防士としてがんばることで、仲間の信頼を得、さらに絆を深めることで、ついには最終試験まで残り、合格して、晴れてギンイチの消防士となるまでを描いた奮闘記。

なかなかよかった。

この夏美が活躍するシリーズが三冊あるようで、次にはその一冊を読む予定。