私が西村さんを知ったのは、都内でのバス旅の話を読んでからだから、知らないが、西村さんの作品の主人公二人が共演する話のようだ。

警察学校を出たばかりに上司を殴り、警察をやめ、新宿ゴールデン街で酒場を経営しながら、探偵のような仕事をしているオダケン。博多でラーメンの屋台をやりながら、探偵もするゆげ福。

東京で頻発する放火事件の捜査に役立つということで、警視庁の科学捜査研究所が、独自の円仮説で、地理的プロファイルにすぐれた実績を持つ、福岡県警の科学捜査研究所の田所を呼び寄せた。その捜査のために、現場を歩き回る人員が必要だということで、ゆげ福が推薦したのがオダケン。ゆげ福自身は地元の知人に頼まれて、東京に家出した娘の捜索を頼まれていて、参加できない。

互いに一目で毛嫌いしたオダケンと田所だが、結局うまく互いの能力により、犯人を特定することができたものの、その前に犯人は失踪。田所が一緒に捜査した大学の犯罪心理学の第一人者である砥部教授。その助手を勤めていた男が放火犯のブレインだと判明するが、行方不明。

ゆけ福が頼まれた家出娘を実家に帰らせたのと、機を一にしての行方不明。何か

関係があるのか?そもそもたいした火事にもならない放火の動機は何だったのか?

結末は博多にて、意外な真相が明らかになる。

エピローグに書かれたエピソードがよくわからなかった。真犯人のことなのかな?