四連休二日目にやっと一冊読み終えた。予定では市立の図書館本五冊に、できれば県立の図書館本を一冊か二冊は読みたいと思っていたのだが。
県立のは小説ではないから、ほぼ読めそうにないかな。
市立も、じたばたしないで、読めそうなものだけを読むことにするか。
日本神話では天孫降臨の案内役を勤め、その後、天岩戸を開くのに功があったアメノイズメミコトと結婚し、伊勢に住みなくなったと言われる神様、猿田彦。
今回は彼をめぐる話がテーマになる。
フリーの編集者、加藤橙子は奈良で庚申について考えさせられる。
大学の日本史の研究室助手である堀越誠也は、教授から歴史学会で問題になっている皇位継承に関するいけんをまとめておくようにいわれていた。
そんな二人が助けを求めたのが、民俗学科の助教授である小余綾俊輔。折しも彼は、申年の申と猿という漢字について、興味を引かれていた。申は本来神の意があるのに、蔑称に使われる猿と一緒にされたのか?
彼らの問題がひとつのテーマを導きだし、それを小余綾はいかにして解明するのか?猿田彦神とは誰のことか?
日本古代史に関わる高田ミステリー。
今回もなかなか面白かった。