高円寺の商店街に事務所兼住居を構える銀田探偵事務所。所長は母親の獅乃。五年前に少年の失踪事件に関わった父親龍一が、そのオカルト的な発言をもとに非難され、バッシングを受け、探偵を引退。今は主夫に。代わりに、母親がペット専門の探偵として、生計を立ててきたが、コロナ以降依頼が少なく、家計は火の車。

長女の凪咲は定職もなく、長男で高校生の瞬矢はゲーム三昧で、成績は落ちるばかり。

そんなある日、父親かかつて依頼された失踪事件の再調査を、凪咲が、引き受けて、一人調べ始める。やがて、瞬矢も協力して、怪しい人物にぶち当たる。そこで、母親に見つかり、話し合い、別行動で探索しようとした二人は、捕まり監禁されてしまう。

犯人が、父親にかけてきた電話の背後に聞こえる音を調べることで、龍一はついに犯人らの居所を突き止め、二人は助け出された。失踪した少年もやがて記憶喪失した状態で現れる。

結局、真相は少年と依頼主である、彼の幼馴染みの二人による狂言だったらしい。龍一はそれに気づいていながら、彼らのために汚名を被ったらしい。

ばらばらになりかけた銀田一家は、これをきっかけにまとまり始める。