薬剤師・毒 島花織の名推理シリーズ第三作。
二月頃に読んでいたようだが、再読しても、わずかしか覚えていない。
新型コロナウィルス感染が始まった頃のホテルミネルバを舞台にした三作を収録。
爽太の先輩馬場さんが高熱が出て、自宅待機させるかと思われたが、独り者で生活がきちんとしていない馬場を一人にさせるのを心配して、総支配人は、コロナの影響で客室が空いているので、最上階の一室に隔離することになる。
一緒にいた爽太も、馬場の飲み差しのペットボトルから飲んだ可能性があり、感染の恐れがあるとして、別の部屋に隔離させて、馬場の面倒を見ることになる。
そんな隔離中に、ホテルスタッフのクルミの父親の酒乱からの回復の話、薬剤師の毒島さんが、何度も訪れるシングルマザーに見事に対応した話、さらに、ホテル従業員が次々と高熱を発し、その原因究明に活躍する爽太と毒島さんの話が語られる。
今回もなかなか興味深かった。