シリーズ第八作。
母親に呼ばれて、年末に帰省した尚哉は、一時は会話がなくなった両親とわずかではあるが話ができて、感慨深い。父と将来の話をしたり、自動車免許を取る費用なら出してやると言われる。
散歩に出て、幼馴染みと再会し、研究室の話や准教授高槻のことを話してしまう。
それが縁で、幼馴染みの兄で、母校の小学校の教師をしているものから、調査の依頼がくる。クラスで、モンモンというお化けの話が出て、不登校の生徒もいるという。
調査に出掛けた高槻と尚哉が明らかにした真相はいかに?
高槻のいとこの彼女の友人の女性が、幼馴染みの女性の死による呪いを受けて、悩んでいるという。小学生時代の仲良し四人組。一人の死をきっかけに、次々と二人に呪いがかかったように、不幸になり、次は自分かと悩んでいるらしい。
高槻と尚哉は彼女と会い、最初になくなった女性の悔やみに実家を訪れてみると。二人はそこで何を見たのか?本当に呪いはあるのか?
スキー場が隣接する新潟の田舎の旅館を訪れた高槻と尚哉、佐々倉は、同宿の若者から、失踪した母親が雪女かも知れないと聞く。ある夜いなくなった、その男を探しに出た高槻と尚哉は、崖下に転落し、そこで雪女と出会う。息子を突き落とした男を捕まえていた。息子を置き去りにして去ったものの、旅館の中居としてこの世に留まる異界のもの。この世にあらざる者を知る高槻と尚哉には、一概に彼女を非難はできず、そっとしておく。