「雪山飛狐」の主人公、胡斐の若い頃を描いた外伝。十三才で登場した胡斐が、ひとかどの侠客として、成長するまでを描いた、全三巻のシリーズ。
明末の反乱指導者、李自成には四人の忠実な部下がいたが、李自成の死の真相をめぐって対立し、打開しようとしたものの、激闘し、胡一刀は苗人鳳に殺されてしまう。この作品の主人公は、一刀の遺児、胡斐。彼が武術を修練しながら、世間を渡り歩き、侠客として大成していく。
一方、敵の苗は、若い娘と一緒になり、娘まで生まれたものの、妻は若い男と駆け落ちし、そのあとを追う旅を続けていく。
「書剣恩仇録」に出ていた紅花会の面々のその後も出てきて、なかなか興味深い。