今月に出た空也十番勝負シリーズ、第九巻。最終巻は、五月に出るらしい。

京都の愛宕神社近くの空也瀧での修行と八番勝負を終えた空也は京都の町に入り、祇園感神院西の門前で、賑やかな様に圧倒されていた。そこで声をかけてきたのは、氏子の老人。門前で行われる牛若丸と弁慶の五条の橋での対決を芝居にするが、上背のある空也に弁慶役をしないかと提案される。

武家での舞妓が牛若丸を演ずる。彼女にリードされて、門前で三日間の演舞を披露する。

そのあと、演舞繋がりで、鞍馬山で修行を続けることを決める。

そんな空也にまたも薩摩の刺客の影が。

鞍馬で知り合った僧兵と山道をたどり、小浜へ。途中に出会った雇われた刺客を倒し、知り合った小浜藩士と若狭の小浜城下につき、道場で稽古をすることに。

刺客の目を感じて、一人小浜を出た空也は、琵琶湖北部の竹生島に渡る。棒術発祥の地でもあると聞き、寺にいさせてもらい、修行を続ける。

そんな空也の前に現れた最後の薩摩の刺客。そして、九番勝負にも生き延びた空也。

そんな空也は高野山の姥捨ての里で待つ霧子宛の手紙をだし、大台ヶ原を訪ねたあとに、そちらへ向かうと知らせる。

どうやら最後の勝負は芸州広島藩を脱藩した重臣の息子、佐伯彦次郎のようだ。

姥捨ての里近くに来ていた彦次郎は、百両をかけて、紀州藩の侍と勝負して、生き残った。

大台ヶ原は、三重県と和歌山の県境にある秘境。どうやら彦次郎との決戦は、そこが舞台となるのかな。

五月だと、まだ四ヶ月も先か、早く読みたいが我慢するしかないな。

来月には、吉原裏同心シリーズの最新作が出る。こちらは第39巻。大詰めにはまだならないかな?