タイトルを見て、また変わった作品を出したな、と思っていたが、実は以前読んだ「<銀の鰊亭>の御挨拶」の続編のようなものらしい。タイトル後半が同じなので、シリーズ化するのか。
銀の鰊亭という料理旅館の事件後、刑事をやめた磯貝は、探偵事務所を開いた。助手のように出入りする大学生は光。鰊亭の孫にあたり、今も母親の妹になる叔母文さんと暮らしている。
磯貝のもとに、元同僚だった刑事鈴本が、仕事の依頼にくる。中学で同級生だった女性の夫が1ヶ月音信不通なので、行方を探してほしいと。
ラノベ作家として中堅作家である夫、勝木。妻は親戚には内緒で探してほしいと注文をつける。
だとすると、仕事関係の人物を探して、聞き込みをしないと、手がかりがない。
勝木が、学生相手にラノベ小説を書く方法を手解きをする講座を開いていたことから、熱心な受講生を一人見つけ、話を聞く。あるいは作家の愛人かと疑いながら会ってみたが、全くの師弟関係でしかない。しかし、有力な情報があった。失踪後の半月前にメールをもらっているが、何か様子が変だったと。
一方、光は大学で同名の下級生と知り合い、彼女の依頼で、彼女の故郷にある鉄塔の写真撮影に、車にのせていくことで手伝うことになる。
彼女が見つけた撮影場所の鉄塔の近くの民家に、何か思いがあるようなそぶりを見て、不審を感じた光。その民家の表札には、勝木とある。
この勝木繋がりの一致という偶然から、探偵は動き出す。
一体作家の失踪の真相は何だったのか?
思いもかけない結末に導かれた磯貝と光。
悪くはないが、ミステリーとしても今一の感じかな。
昨夜から今朝にかけての今冬一の寒波の襲来による雪は、昼過ぎにはやみ、青空になり、かなり溶けたものの、庭などにはいまだに残っている。このあと、年末までは雪はなさそうで、ありがたい。
今夜はクリスマスイブ。夕食後に、ショートケーキ二個が娘から出された。まあ、こんなものだろうな。
骨折のせいで、居間に寝転んで、こたつに入り、テレビを見ることができなくなり、今は、一人応接間の長椅子に座り、個室がわりの生活になってしまった。二階の部屋に上がれなくはないが、面倒になり、そんな暮らしになってしまった。
テレビがわりに、スマホでライブ配信を見たり、ユーチューブ見たりしている。時々読書。
市立で借りていて、年内に返す本二冊は、読みかけたものの、共に挫折。北村薫さんと古内一絵さん。たぶん読まないまま返すことになりそうだ。代わりに読み始めた二冊を読了。西條奈加さんと小路幸也さん。馴染みのあるシリーズの作品はやはり読みやすい。
この後はどうしようか?市立の残りは四冊。海外作品が二冊と中国武侠ものが二冊。
あるいは県立の金庸をまた読み始めようか。