シリーズ三冊目。

第一作は、2003年に出た著者のデビュー作。第二作は、2010年に出たものの、2013年に二つとも文庫化されたものの、続編はなかなか出なかった。七年たって、ようやく出た第三作。

主人公は五年生の少女しおり。図書館司書をしている、一回り年上の従姉美弥子さんに憧れ、彼女が勤める市立図書館に通うことが楽しみなしおり。

しおりが生まれた頃に離婚した父親は作家、母親は地元の出版社に勤務している。両親が離婚したわけはしおりはまだ聞かされてはいないが、本作のラストで父親から明かされる。

図書館で出くわした事件や出来事にまつわる謎解きに挑むしおりと美弥子の事件簿。

子供の頃に生きる道を与えてくれた幻の司書探し。

図書館の児童図書に隠された宝の地図。

図書館本を自宅に残して家出した少年の行方。

図書館で本を切り裂いていた少女の秘密。

などなど、なかなか面白かった。

ただ気になったのは、しおりがあまりにもしっかりしていること。五年生というより、中学生に見えてしまうのは、私だけなのかな?