シリーズ二作目。
サブタイトルは、量子人間からの手紙。
晴れて警察学校を卒業し、警視庁捜査一課に戻った七夕菊乃警部の今回の活躍は、なんとアメリカのボストンと東京。
アメリカと貿易交渉をしている最中にボストンで起きた殺人事件。被害者が犯人からの手紙を所持していて、そこに、麻薬の売買に携わっていたシングルマザーのフィオナが、取引現場で殺された仕返しに、彼女を死なせた責任がある七人を殺すと書いてあった。
その中に、留学中のもと貴族一家の息子がいて、貿易交渉に影響があるから、警護することになり、FBI出身の変人深海と、警察庁警備課長の紫崎が指名された。その深海が相棒は七夕警部がいいと言い出し、三人で向かうことになる。
関係者に話を聞くも、殺害方法も犯人もわからないまま、連続殺人事件となり、さらに、貿易交渉が日本に変わり、関係者が全員東京に来ることになり、困惑する警視庁。警備責任者になったのは、参事官の叔父をもつ警備課長紫崎だが、口ばかりの官僚で、現場を任される警視庁。
新たに不可能な状況で、密室殺人が起こり、現場にいた七夕にさえ、訳がわからず困惑する。
そして、アメリカに帰った最後のターゲットが、殺人に使われた拳銃で自殺した状況で発見され、事件は終わったと思われたが。
その現場写真に疑惑を感じた七夕警部。
ようやく帰国できた深海による罠を仕掛けて、犯人をおびきだし、ついに真犯人が逮捕される。
なんと、最初に殺されたと思われていた日本人のターゲットだった。