作家高田崇史デビュー20周年記念の短編集。QEDシリーズの桑原崇が3作、千葉千波シリーズが2作、その他2作の全7作で構成されている。
桑原の1作、最後の第7作は、古事記異聞シリーズの主人公が桑原の解説を聞いて、専攻を民俗学に決めるきっかけになる作品。これだけが書き下ろしの新作。

相変わらず、千波シリーズは楽しめない。収録作も既読のもので、まともには読めなかった。

奈々が大学1年になった頃の作品が最初にあり、2作目は中学2年の桑原と同級生の鴨志田翔一が登場する。これも読んだことはある。

第5作は、シリーズものではない作品。著者の中学時代をモチーフにした作品。
第6作もシリーズ外作品。舞台が桑原たち行きつけの店に近いバー。

やはり、QEDシリーズが一番面白い。
これでほぼシリーズはすべて揃い、あと、似た分野の新作、古事記異聞シリーズの2作目が手元にない。古本でも新本でも見かけない。注文するしかないか?
毒草師シリーズも一応全冊揃えたいと思っている。まだ当分は高田作品に付き合うことになる。