昨夜、風呂上がりに読みかけたら、結末が気になり、一気に最後まで。深夜2時だった。久しぶりの夜更かし。
警視庁捜査一課十一係シリーズ第10作。
殺人事件の容疑者を張り込んでいた塔子たちは、ホームセンターに買い物に出掛けた跡を追うが、気づかれて逃走される。容疑者ら二人は山中にある会社の建物に立てこもる。窓から見たところ、男女の人質がいる様子。立てこもり犯の説得中に、人質女性の様子がおかしくなり解放を要求するも、代わりに塔子を身代わりに要求される。やむなく人質となった塔子。
応援も駆けつけ、包囲したものの、外部から来た仲間と思われる男のトラックで、包囲網を破られ、塔子をつれて立てこもり犯たちは2台の車で逃走。行方がわからなくなる。
鷹野は所轄の猪狩とコンビを組み、塔子の救出を図るも、見つけられない。
その頃、塔子は眠り薬から目が覚めて愕然とする。地下室のような暗い場所におかれ、手錠をはめられていた。しかも壁際には白骨死体がある。絶望しかけたものの、亡き父の形見の腕時計により、刑事として奮起し、脱出の可能性を探る。注意深く監禁場所を探し、わずかながら利用できるものを見つける。昔の商店のチラシ、電源が切れかけた携帯など。それにより、鷹野に救助を要請し、どうにか塔子は助け出される。
殺人事件の被害者が出入りしていたところにいた容疑者和久井。逮捕歴はないものの、人を集めて犯罪を請け負うグループの頭だと思われる。潜伏した和久井が今請け負っている仕事は何なのか?爆弾の原料や、なかに入れて威力を増すボルトなどを購入していた和久井。
引退しているが今も政界に権力をもつ、もと衆議院議員堂島がターゲットだと思われる。監禁中に塔子が手に入れたメモや漏れ聞いた会話の断片から、八王子のあるビルに潜伏する堂島を保護しようとする捜査本部。
そのビルの地下駐車場には爆弾だと思われる不審物が8個見つかる。さらに隣の解体中のビルに怪しい人影を見つけた鷹野。少人数で、そのビルに突入する鷹野塔子たち。その結果は如何に?
人質だと思っていた男の意外な正体?

読み終えてみると、知的な真犯人にかき回されただけで、なんか今一な気もする。