東京で一人暮らしをしていた早紀は、失恋の痛手を忘れるために、酒場をはしごし、深夜にとあるバーに入る。そこにいたイケメンの青年はスマホを貸してくれと言うので、渡すと、それを持ったまま眠り込んでしまう。目覚めると、それまでの早紀の行動を逐一説明してくれる。そして、自分には誰かが愛着を持っているものを持って眠ると、そのものになり変わった夢を見るという特殊な能力があるという。半ば疑いながらも、店を出る早紀。
翌翌日、実家から連絡があり、祖父がなくなったので、帰ってきて手伝ってほしいという。そして、通夜と葬儀を済ませた早紀は、父親から意外なことを聞かされる。祖母は夢見がちと呼ばれる特殊な能力があったという。葬儀の席で、街の風来坊であったちくわぶが口にしたおかしな言葉、祖父は持病による自然死ではなく、殺されたのだという言葉の真偽がわかったかもしれないと。
その能力は先日バーで聞かされたイケメンの能力と同じものだった。
祖父の衣服を持って東京に戻った早紀は、あの店へ行き、青年司に会い、頼んでみる。しかし、あいにくと祖父の衣服では夢が見られなかった司は、何とかその埋め合わせをしようと、早紀のふるさとへ一緒にいってくれるという。
早紀が再度、今度は司をつれて帰省すると、事件が引き起こされる。ちくわぶの死、
親友だったまゆみの人間国宝になるかもしれない陶芸家の祖父、同窓生だった由利や晴彦などとの再会。
まゆみのもと恋人の春彦に襲われかける早紀。その後、湯船で死んでいる春彦の発見等の事件が起こり、警察の事情聴取もうける早紀。司がなぜか裏山の樹木に縛り付けられて気を失う事件等が起こる。
事件を解明しようとした早紀は、驚くべきことに気づく。犯人だった親友まゆみを自首させようとした早紀だが、刑事が現れたために、早紀と司を駅に送るまゆみは、車を暴走させ、それを止めようとした司も早紀も大ケガをすることになる。

読んでいると、これ読んだことあると思い出すのだが、話の展開や結末がどうなるかは思い出せず、結局最後まで読むことになった。
面白かったかどうかは、微妙だな。