今日は土曜で、実は出勤日。しかし、ひまだし、休むことにした。
今朝はお寺さんがみえて、亡母の四七日法要を行った。朝8時には終わったから、職場へいけないわけではないが、まあ休むことにした。今日は最高気温が34度という予報。

久しぶりに、本を読了。
警察小説のシリーズをいくつか出している堂場さんだが、今作は新シリーズの開幕。
主人公は50歳の刑事で警部補。警視庁捜査一課から、南太田署に異動したばかり。記憶力に優れ、行く先々で殺人事件にぶちあたるベテラン刑事。
理系女子の妻とは離婚寸前だが、高校に入ったばかりの娘の内申書を悪くしないために、卒業までは別居はするが、離婚しない。
恋人とまではいかない舞台女優の女友達がいる。
それと、記憶力のよさを学術的に検証したいと、サイバー犯罪課に要請され、拒否。逃げるようにして所轄へ異動した。
そんな主人公岩倉は、捜査本部も滅多にできない都内南部の所轄で、異動早々殺人事件にぶつかり、捜査本部に入る。彼と同時に、派出所勤務から、刑事に採用された新人女性刑事彩香が相棒となる。
アパートで一人暮らしする老人が顔面を潰され、刺殺されていた。交友関係もなく、孤独な老人を誰が殺したのか?
一課の刑事は、ドアのピッキング方法から、盗犯常習者を犯人と決めつけ、本部の意向も同調しかけたのに危惧を覚えた岩倉。
さらに、新聞記者の自殺事件が起こり、それがきっかけで事件は別の面を表していく。
地道な聞き込み捜査、派手なところはないは、なかなか手堅い捜査の結果、ついに真犯人の逮捕と、疑獄事件で噂のあった名画が世に出る。
話の中で、後輩刑事として、アナザーフェイスシリーズの大友の名が出てくる。岩倉と恋人の出会いのきっかけを作った俳優経験のある鉄。
追跡調査係に1年在籍したこともあるという岩倉。
失踪課の高城刑事も電話での聞き込みの相手として登場する。
いくつものシリーズを書き、独創的な刑事を描いてきた堂場さんの、そうした別の主人公を登場させるやり方もたまらない。