アナザーフェイスシリーズ第7作。
妻の死後、幼い一人息子の世話をするために、警視庁捜査一課の刑事から、総務課に移動したイケメン刑事大友。
容疑者を自白させることに優れた大友の素質を惜しんで、時々捜査現場に送り込んできた参事官の後山。
今回はその後山の指令で、完全黙秘の連続窃盗犯の取り調べを行うことになる。
彼が対峙しても、容疑者の口は固い。もっと容疑者の周辺を当たった方がいいと感じた大友は、黙秘する容疑者に恋人がいて、どうやら窃盗して得た金も彼女に手渡していたことを調べる。それを容疑者にぶつけて、自白に追い込むことに成功する。
余罪も白状させていくうちに、容疑者から死体遺棄の罪まで引き出した大友。
滅多に捜査現場に顔を出さない参事官が現れたり、担当検事が所轄に現れて、事件の背後が気になる大友。
容疑者をつれて、死体遺棄現場を訪れた大友は、二人きりになったときに襲われ、容疑者を拉致される。警察の必死の捜索で、容疑者を無事取り戻した。
容疑者は中学時代から落ちこぼれ、高校生がリーダーのグループに拾われ、ずっと下っぱに甘んじていた。連続窃盗だけでなく、殺人事件にも関わっているらしい非行グループ。
メンバーを次々と逮捕し、容疑者の彼女を襲おうとしたリーダーの高木まで逮捕して、事件は一応解決したかに見えたが。
どうも捜査情報が彼らに流れていた様子。裏切り者は誰か、本部出入りの刑事にも弁護士にも該当者は見つからない。
そんなときに、大友は逮捕したグループ員の発言を思い出す。高校生の一員が一人転校して、仲間から抜けたと。
それがなんと、担当検事だった。参事官の後山と彼に面会して尋問するも白状はしなかった検事だったが、参事官をやめる予定だった後山は、政治的な解決で検事を罷免させる。