アナザーフェイスシリーズ第6作。
前回の事件で銃撃され負傷し、療養中の主人公大友鉄。実家の長野県佐久市に滞在中の鉄のもとに、春休み中の息子優斗が、高速バスで訪ねてくることになった。新6年生になる息子に試練を与えようと、一人でのバスにのせた。
そんな息子が、途中のインターで失踪する。誘拐か事故か、不明のまま駆けつける鉄。息子の捜索中に、彼が乗っていたバスが事故を起こした。その後、インター裏の鉄塔の上で、息子は発見される。縛られていたが、怪我はない。
息子の事件とバス事故に関係があるかどうか?事故を担当する交通機動隊と地元の警察の間がうまくいってない。しかも鉄は警視庁所属、最初は被害者の親として傍観するつもりだったが、事件が気になり、関わっていく鉄。
息子をトイレに誘ったのが、教師だった父の教え子のギタリストだとわかる。明確な証拠もないまま、勾留して取り調べるも、何も話さない。
やがて、東京に本社があるバス会社に脅迫状が送られ、鉄も正式に捜査に加わることになる。
8年前、同様のバス事故があり、運転手の過失として、裁判は決着し、服役。退所後、仕事がないと自殺していた。それが原因か?
その息子が姿を消していた。IT関連に勤めていて、バスを事故らせたネットでの操縦もできる。
そして、バスジャッキされ、犯人から要求が来る。バス会社の社長に真相を話させ、テレビ中継をしろという。
テレビ局員に扮した鉄が、バスに乗り込み、犯人逮捕。事件の全貌が明らかになる。
バス会社の乱暴な管理がもとで、疲労から起こった事故。会社は運行予定表を改竄して、裁判に勝ち、運転手は自殺に追い込まれ、家族の復讐劇となった。