池波正太郎の代表作、鬼平犯科帳の設定のままに。七人の作家が描いた作品鬼平。
逢坂剛、諸田玲子、土橋章弘、上田秀人、門井慶喜、風野真知雄、梶よう子。
七人七様の鬼平が描かれていて、なかなか興味深い。ただ、読んでいて違和感を覚えるものもあり、必ずしもすべてがよかったとは言えない。
私がよかったと思えたのは、土橋さんの「隠し味」、門井さんの「浅草・今戸橋」かな。二つとも食い物が出てくる話だからか、私には原作に近い味わいが感じられた。