酔いどれ小藤次の新シリーズ第八巻。
小藤次一家が住む望外川荘にて、公儀お庭番による仲間同士の戦いが終わり、年を越えた正月。小藤次の回りには平穏な日々があるばかり。
小藤次の庇護者と言える紙問屋久慈屋の主から伊勢詣りの供を頼まれていた。その道中は次の巻で語られるらしい。
小藤次とおりょうの子である駿太郎はいまだ十二歳とはいえ、小藤次に剣術で鍛えられて、並みの相手なら十分役立つ。浅草ではすりを捕まえる手柄をたてる。のちに小藤次おりょう共々南町奉行に呼ばれ、褒美の品をいただく。
その帰り、望外川荘に着くと様子がおかしい。四人の刺客が待ち構えていた。小藤次相手には不足でなんなく倒したものの、金のために刺客に落ちた男を憐れんで手加減した小藤次。しかしその刺客は雇い主と思われる者の弓矢で落命する。それを見ていたおりょうの様子がおかしい。実家と手紙のやり取りをしている。
その影の雇い主はおりょうの実兄だった。歌学者になるのを嫌い、旗本家に婿養子になっていた兄。
それが養父の死後、遊びを覚え、借金を作ったことで、旗本家から離縁を言い渡されていた。それならばと実家に戻り、歌学者北村家の本家の跡継ぎになりたいと言い出し、おりょうの父親に拒絶され、腹をたて、腹いせに小藤次を狙ったらしい。黒幕がわかったものの始末に困る小藤次。非は兄にあるといえども、成敗すれば、身内を討った男となり、おりょうやその両親との関係がぎくしゃくするのではないかと心配する小藤次。だが実際に弓矢をもって小藤次の前に現れた兄にたいして、おりょうと駿太郎は小藤次を守ろうとし、さらにおりょうの父親が我が子を成敗する。自裁するつもりだと感じた小藤次は、兄を病死として老中などに届けを出すことにする。旗本家は跡継ぎを認めてもらうために、旗本家で死んだことにしようと、遺体を引き取り、葬儀を行う。
歌学者であるおりょうの父親の武官にも劣らぬ決断力、覚悟が見事だった。小藤次には血は繋がらなくても、強い絆で結ばれた家族がまた一回り大きくなった。
年を取り、昔の夢を見るようになった小藤次。見慣れぬ女性が夢に出てきて不審だったが、どうやら出産時に亡くなった小藤次の母親のようだ。顔に覚えがなくても何となくわかっていた小藤次。
また読んでしまった。次が出るまでまだ一ヶ月待たなくてはならない。待ち遠しいな。
小藤次一家が住む望外川荘にて、公儀お庭番による仲間同士の戦いが終わり、年を越えた正月。小藤次の回りには平穏な日々があるばかり。
小藤次の庇護者と言える紙問屋久慈屋の主から伊勢詣りの供を頼まれていた。その道中は次の巻で語られるらしい。
小藤次とおりょうの子である駿太郎はいまだ十二歳とはいえ、小藤次に剣術で鍛えられて、並みの相手なら十分役立つ。浅草ではすりを捕まえる手柄をたてる。のちに小藤次おりょう共々南町奉行に呼ばれ、褒美の品をいただく。
その帰り、望外川荘に着くと様子がおかしい。四人の刺客が待ち構えていた。小藤次相手には不足でなんなく倒したものの、金のために刺客に落ちた男を憐れんで手加減した小藤次。しかしその刺客は雇い主と思われる者の弓矢で落命する。それを見ていたおりょうの様子がおかしい。実家と手紙のやり取りをしている。
その影の雇い主はおりょうの実兄だった。歌学者になるのを嫌い、旗本家に婿養子になっていた兄。
それが養父の死後、遊びを覚え、借金を作ったことで、旗本家から離縁を言い渡されていた。それならばと実家に戻り、歌学者北村家の本家の跡継ぎになりたいと言い出し、おりょうの父親に拒絶され、腹をたて、腹いせに小藤次を狙ったらしい。黒幕がわかったものの始末に困る小藤次。非は兄にあるといえども、成敗すれば、身内を討った男となり、おりょうやその両親との関係がぎくしゃくするのではないかと心配する小藤次。だが実際に弓矢をもって小藤次の前に現れた兄にたいして、おりょうと駿太郎は小藤次を守ろうとし、さらにおりょうの父親が我が子を成敗する。自裁するつもりだと感じた小藤次は、兄を病死として老中などに届けを出すことにする。旗本家は跡継ぎを認めてもらうために、旗本家で死んだことにしようと、遺体を引き取り、葬儀を行う。
歌学者であるおりょうの父親の武官にも劣らぬ決断力、覚悟が見事だった。小藤次には血は繋がらなくても、強い絆で結ばれた家族がまた一回り大きくなった。
年を取り、昔の夢を見るようになった小藤次。見慣れぬ女性が夢に出てきて不審だったが、どうやら出産時に亡くなった小藤次の母親のようだ。顔に覚えがなくても何となくわかっていた小藤次。
また読んでしまった。次が出るまでまだ一ヶ月待たなくてはならない。待ち遠しいな。