浅見家のお手伝い須美子に頼まれて、彼女の故郷に住む親友の彼氏の疑いを晴らすべく、動き出す光彦。

新潟県長岡の農業研究所で、新米の研究をしている西見は、新種の発表を、上司の上村に理不尽な理由で反対され、もめていた。その上村が霞ヶ浦で水死体で見つかり、殺人の容疑が西見にかけられた。
それとは別に同じく新米の研究をしていた茨城県の土浦農業研究所に勤めていた窪田は、秋田県の西馬音内盆踊りの当日に、盆踊り独特の衣装をつけた姿で毒殺された。

須美子の頼みで捜査を始めた光彦だが、持ち前の好奇心で関係者に話を聞くうちに、二つの事件に繋がりがあると直感。
花粉症に免疫ができる新米が研究されていたが、薬品や医療関係者の利害が絡む反対と、一般消費者の無知の風評で反対運動が起こり、研究や実験が頓挫していた。

殺された二人は、密かに新米を作ろうとしていたのではないか。それに協力していたグループ内での争いなどで、殺されたのではないか。

光彦は自身の感に従い、秘密の田んぼを見つけ出し、それを経営する男の背後に薬品会社があることをかぎつけるが、その経営者は自殺に見せかけて殺される。
彼が昔勤めていた会社こそが、黒幕だと推理した光彦は、各地の警察本部を巻き込んで、自身の見解を発表して、薬品会社の重役をついに逮捕する。

稲の新種改良に関わる説明が長々と続き、少し退屈し、飛ばし読みしてしまう。