長野県以前噴火した御岳の麓の町で、震度5の地震があり、岐阜でも震度3。かなりゆれたものの、何かが落ちるほどではなかった。本が積み上げてある部屋のことが少し気になった。処分するか、箱にでも納めようと、前々から思ってはいても、実行力がない私。

内田さんの『箸墓幻想』を読了し、阿刀田さんの『怪談』を読み始めた。
恒一は三十代独身で独り者。役者志望だったが、今は声優、それも朗読をしている。それで生活はできないため、夜間の警備員をしている。NHKでの朗読が縁で、近所に小泉八雲の墓があるのに気づいた恒一は、墓に参り、そこで次回行う朗読の後半を、墓に向かって話した。八雲原作の怪談、耳なし芳一。
そこで出会ったのが放送局に資料を持ってきてくれたことがある、八雲の研究をしている大学院生の日枝洋子。一回り若い、少女のような女性。恒一は彼女に一目惚れしていて、再会することを心のそこでは願っていた。
そんな洋子と八雲について話すひとときが、恒一には楽しみとなり、二人で八雲のゆかりの場所をめぐる散歩をするようになる。
心引かれながらも気持ちを明かせない恒一。実父の病のため故郷の北海道に戻った洋子としばらく連絡ができなくなって、ますます思いが募る恒一。再会したら、彼女のなき母が書いたと言う八雲風の怪談を読んだり、さらには彼女自身が書いた怪談を読み、感想をのべるようになる。

思いが募り、プロポーズしたものの、彼女はしばらくは自由な関係のままにいたいという。
そんなとき、彼女の実父がなくなり、故郷に戻る洋子。そこに待つのは父の後妻と異母兄弟。

半分あまり読んで、 338頁。あと220頁もあり、今夜中には読めないから、今夜はここまで。都内と静岡の八雲ゆかりの地を歩いた恒一と洋子。次回は松江にいく予定。どんな展開になるのか楽しみだ。

朝方は雨が降ったようだったが、昼は晴れたり曇ったり。いくぶん小寒かったが、雨はそれほど降らなかったし、明日は曇り空の予報。梅雨が戻ると考えたのは間違いか。