読みたい本が見つかると、評判の駅ナカ書店、金曜堂のシリーズ第二作。
バイトの大学生倉井以外のスタッフ三人、オーナーのヤス、店長の槇乃、書店内の喫茶室担当の栖川は、地元の野原高校出身。高校時代に読書好きが集まった同好会を、卒業後に書店として再開したと、前作で読んでいたが。そこにはもうひとつ深い意味があったのが、今作でわかる。
最初は青春らしさを堪能したいと思った女子高生が、卒業アルバムに写った読書同好会金曜堂に憧れ、それを自分達で再開したいと思う。折しもかつての同好会で顧問だった先生が、再び野原高校に復帰。しかし再開に渋る先生を説得したいと店長らに頼む。その決め手になるのが恩田睦さんの『六番目の小夜子』の一節。
かつての同好会金曜堂にはもう一人メンバーがいて、そのジンという男が死んだことで、顧問の先生ともわだかまりができて、しばらく音信不通だったらしい。
学生時代に世界を旅した先生に触発されて、世界を旅しに出掛けたジンは、過激派に捕まり、日本政府に助けを求めたが、拒否され殺された。しかも地元出身の外務官僚がジンが無謀な行動をしたと発言したことで、書店を経営する家族までバッシングを受け、町を追い出された。唯一の書店がなくなったので、ジンの仲間たちでジンの蔵書を喫茶室で読める、駅ナカ書店をつくった。
今もジンの思い出に浸る店長槇乃。店に現れた官僚の妻から官僚の政治的な嘘が明かになり、胸のつかえがはれた店長。しかし、その後に無責任な週刊紙の記事が出て、それによる苦情の電話が殺到する店。夏のフェア以後の企画も忘れたかのように消沈している槇乃。
元気のない店長を癒すために倉井が思い付いた、新たなフェア企画。
店長が今までに選んだ本により、元気付けられ癒された人々を紹介することで、店長がしてきたことに意味があることを納得させる。
今回は他に、駅構内に住み着いた野良猫が一服の清涼剤になっている。いなくなったとおもった猫が、書店地下の倉庫内で出産したこと、一匹の子猫が地下のホームから転落したが、店長と倉井が見つけて、命をとりとめた。
今回の話で引用された本は、六番目の小夜子、さびしがりやのクニット、夜は短し歩けよ乙女、夏への扉の四作。
どれも私はまともには読んでないな。読まず嫌いだったが、そんな読み方もあるのかと、感じたこともある。どれかを読んでみようか。森見さんのが一番ありそうかな。
バイトの大学生倉井以外のスタッフ三人、オーナーのヤス、店長の槇乃、書店内の喫茶室担当の栖川は、地元の野原高校出身。高校時代に読書好きが集まった同好会を、卒業後に書店として再開したと、前作で読んでいたが。そこにはもうひとつ深い意味があったのが、今作でわかる。
最初は青春らしさを堪能したいと思った女子高生が、卒業アルバムに写った読書同好会金曜堂に憧れ、それを自分達で再開したいと思う。折しもかつての同好会で顧問だった先生が、再び野原高校に復帰。しかし再開に渋る先生を説得したいと店長らに頼む。その決め手になるのが恩田睦さんの『六番目の小夜子』の一節。
かつての同好会金曜堂にはもう一人メンバーがいて、そのジンという男が死んだことで、顧問の先生ともわだかまりができて、しばらく音信不通だったらしい。
学生時代に世界を旅した先生に触発されて、世界を旅しに出掛けたジンは、過激派に捕まり、日本政府に助けを求めたが、拒否され殺された。しかも地元出身の外務官僚がジンが無謀な行動をしたと発言したことで、書店を経営する家族までバッシングを受け、町を追い出された。唯一の書店がなくなったので、ジンの仲間たちでジンの蔵書を喫茶室で読める、駅ナカ書店をつくった。
今もジンの思い出に浸る店長槇乃。店に現れた官僚の妻から官僚の政治的な嘘が明かになり、胸のつかえがはれた店長。しかし、その後に無責任な週刊紙の記事が出て、それによる苦情の電話が殺到する店。夏のフェア以後の企画も忘れたかのように消沈している槇乃。
元気のない店長を癒すために倉井が思い付いた、新たなフェア企画。
店長が今までに選んだ本により、元気付けられ癒された人々を紹介することで、店長がしてきたことに意味があることを納得させる。
今回は他に、駅構内に住み着いた野良猫が一服の清涼剤になっている。いなくなったとおもった猫が、書店地下の倉庫内で出産したこと、一匹の子猫が地下のホームから転落したが、店長と倉井が見つけて、命をとりとめた。
今回の話で引用された本は、六番目の小夜子、さびしがりやのクニット、夜は短し歩けよ乙女、夏への扉の四作。
どれも私はまともには読んでないな。読まず嫌いだったが、そんな読み方もあるのかと、感じたこともある。どれかを読んでみようか。森見さんのが一番ありそうかな。