S&S IT探偵事務所を経営するのは若い女性二人。セキュリティに詳しい二人は官民合同のプロジェクトに参加し、成功を納めたものの、法律に抵触する面があったため、警視庁と防衛庁をそれぞれ退職させられた。そんな二人が立ち上げた探偵事務所だが、認知度がなく、普通の探偵と間違えられた依頼しか来ない。費用を得るためにはそれも引き受けないと。
そんなある日、二人は深夜の青山霊園に潜む少年透を見つけ連れて帰る。
知り合いの少年たちに狐としてハンティングされているという彼の状況を聞いた二人は、彼らが操るスマホを逆手にして、追い詰めていき、透の代わりに殺された少年の犯人を暴き出す。
引きこもりの透は以後、探偵事務所のバイトとして、二人の食事の世話を焼くようになる。
事務所のあるマンション一階で喫茶店を開くデラさんも何かと二人を気にかけてくれる。

スモモの両親は十年前に失踪し、会社は叔父が引き継いだが、彼女は叔父を嫌い、執事と豪邸に住んでいた。若くしてハッカーの素質を見込まれ警視庁に勤務し、今はIT探偵。

スモモを警察に引き込んだ警部の紹介で訪れた自動車電装品のメーカー社長鷲田。スマホやパソコンに侵入されたあとがあるので調べてほしいという。引きこもりの息子を疑っているので警察沙汰にはしたくないと。
見事任務を果たした二人。

ついで防衛庁のもと同僚からしのぶに持ち込まれた捜査は、防衛庁に関わる民間会社のハッカー事件の犯人探し。

スモモの両親と知り合いだったという藪内が実は拉致現場に同席していたと告白したことで、止まっていた事件が動き出す。

スモモの両親と親しかった藪内にも何か秘密がある様子。勝者勤務といいながら、もと傭兵経験者という履歴からは裏の仕事を持つ様子。しかも彼が勤めたオーストラリアの商社は、今もスモモの父が経営していた会社と取引がある様子。社長を引きついだ叔父もぐるなのか。

しのぶを誘きだし襲ったもと傭兵仲間で藪内の部下だった今井らを逮捕したことで事件は一応片付いたが、スモモの両親の行方を知る主犯は行方不明。鷲田は所業が公にされることを恐れ自殺。

天才的なハッカーで、古武術をたしなみ、下手すると殺人をおかすほどの腕前、それでいて引きこもり気味で、見た目はイケイケ女で奇抜な服装。スモモは何なんだろう。