未解決事件特命捜査、とサブタイトルにある。これまた2010年に放映されたテレビドラマの脚本をノベライズされた作品。第一シリーズの九話を収録している。ヒロインは新米刑事桜木泉で女優上戸彩が演じた。室長長嶋を俳優北大路欣也が演じた。テレビ放映を私は二回くらいしか見てないが、印象深いものだった。もしかしたら上戸彩を知ったのはこれが最初だったかもしれない。

2009年に警視庁捜査第一課に、コールドケースを専門に扱う特命捜査対策室が設置された。メンバーは六名。これまた個性的な刑事たちが集められていた。それぞれが未練を覚える事件を背負っていて、それがここでの捜査により解消されていく。

元機動捜査隊の刑事塚本。犯罪プロファイリングのエクスパート高橋、IQが高い頭脳派の深沢、叩き上げの刑事で定年間近な白石、元鑑識で、この対策室第4係の係長の倉田。
第4係担当の科学捜査研究所所員として、チーフの大森、技官竹林、助手秋山が捜査に協力する。

残された数少ない証拠、古い事件だと証言者の記憶も薄れがち。新たな証拠を最新の科学技術により解決を目指す。

のろまなカメと呼ばれる新米刑事の泉が、地道な捜査と素人っぽい発想で新たな切り込みをして、先輩たちの応援を得て、未開事件に新たな見方を提供し、解決に導く。新米刑事の成長期とも言える。たとえ事件は解決しても、関係者の心が必ずしも癒されるわけではないが、しかし新たな生活のための出発点にはなる。うやむやのまま悩み続けるよりは、残酷でも真実を知ることが大切だと、泉は学んでいく。

昨夜なんとか読了。今日は先程まで息子夫婦が来ていた。息子は独身時代同様、昨日は友達と夜遊びしていて、早朝にアパートに帰宅。昼近くまで寝ていたらしい。これから初詣にいくとか。

そういえは今年の恵方はどちらだったか。知っていればおすすめの神社を話せたのだが。
先程調べると、恵方はその年を表す十干により決まっているのだとか。今年2017年は旧暦だと、丁酉、ひのと・とり。丁の年の歳神は壬の方角に鎮座する。だから恵方は壬の方角、北北西。
だとすると、私の自宅からだとどこに当たるのかな?


引き続き、『絶対零度』の続編を読もうか。