お客様が笑顔で降車することが生き甲斐の変わり者タクシー運転手五味。ある日知らぬ間に乗り込んでいた少年。スマホばかり見て、あいそがない。降りるときに金はないと言う。ついてくれば払うと言うのでついていくと、とあるビルの一階にあるブランドショップへ。女店員にナイフを突きつけて強盗を始める。まるで共犯者にされたかのような五味。その後もチャーターされたかのようにつきあわされる。怪しげな追っ手を巻いて訳を聞くと、家出して、父のやとった男に追われている。父親は悪徳弁護士として有名。でも父親としては合格。父が秘書やライバル弁護士らに陥れられるのを知った少年は、幼い頃に離婚した優秀な弁護士である母親を探そうとしていた。

事情を知った五味はタクシー仲間の袴田と景子を使い、父親と母親に接触し、なかが悪い二人を会わせようとして一計を案じる。知恵の出所はこましゃくれた少年。

最初は三人の運転手と三人の客の関係がわからず戸惑ったし、一ヶ月前の五味たちの行動と他の行動が代わり番子に描かれていて不思議だったが。わかってみればうまい。

やはり横関さんの話はいいな。親子の情。

五味の過去と悔恨、景子との関係もわかり、みんなつながっているんだ。よかった