池袋署刑事課神崎・黒木。今気づいたがタイトルのKは二人の頭文字か。
父親も警視庁の刑事だった優等生の神崎と、一見なよなよしているが格闘にも強い黒木。夜毎遊び回り、女関係もはでな黒木は型破りな刑事。それでいて署内ではトップの検挙率をもち、誰にも一目を置かれている。
警察学校で同期、同じ教場で過ごした二人が再会したのは、神崎が池袋署に赴任したため。強行班係りの相棒として捜査をする。一見水と油の二人だが、互いの持ち味を理解し、深い繋がりがある。
二人が活躍する七つの事件が描かれている。そのなかには、警察学校での二人の出会いや不可解な出来事の解明で協力したエピソードが描かれ、最初から相棒となる運命だったのかと思ったが。
実は因縁はもっと古いものだった。二十二年前に起こった立てこもり事件。犯人が人質にしようと連れてきていた実の娘を逃がそうとした、人質の一人だった黒木少年。事件は神崎の父親の刑事の機転により、その場で解決した。その父・神崎への感謝のひとつとして、黒木少年は刑事を志した。引退した父に代わり、刑事となった息子の神崎に、黒木が近づいたのは当然の話。
ラストの一編は、その黒木がラーメン店を出たあとに、いきなり同じ客を殴り,スマホを破壊した事件。なにかと噂のスクープ記事を扱う雑誌の編集者だった被害者は,刑事黒木を告訴すると言う。黒木はおとなしく罪を認め、辞職も匂わせるが、詳しい経緯を話そうとしない。
本庁警務部から派遣されてきた監察官から、黒木の素行と事件の真相を調べるように命じられた神崎。昔、神崎の父に世話になったという監察官は、相棒を冷静に捜査できたら、本庁への引き上げも検討すると言う。
事件現場のラーメン店に聞き込みをした神崎は、被害者が挙動不審で、盗撮をしていた疑いがある。対象は事件後店をやめたバイトの女の子。アパートを訪れて会ってみると、どうやら逮捕された立てこもり犯の娘で、過去の事件の際の階段突き落としにより、耳が不自由になったとわかる。当時彼女をかばっていた黒木少年は、彼女をずっと見守ってきたらしい。刑事になった理由のひとつもそれ。犯罪者の娘で、密かに見守っていた彼女を守るために、黒木は事件を引き起こした。黒木のすべてを正直に報告した神崎。黒木の辞職はなくなる。まだまだ二人の活躍は見られそうだ。
父親も警視庁の刑事だった優等生の神崎と、一見なよなよしているが格闘にも強い黒木。夜毎遊び回り、女関係もはでな黒木は型破りな刑事。それでいて署内ではトップの検挙率をもち、誰にも一目を置かれている。
警察学校で同期、同じ教場で過ごした二人が再会したのは、神崎が池袋署に赴任したため。強行班係りの相棒として捜査をする。一見水と油の二人だが、互いの持ち味を理解し、深い繋がりがある。
二人が活躍する七つの事件が描かれている。そのなかには、警察学校での二人の出会いや不可解な出来事の解明で協力したエピソードが描かれ、最初から相棒となる運命だったのかと思ったが。
実は因縁はもっと古いものだった。二十二年前に起こった立てこもり事件。犯人が人質にしようと連れてきていた実の娘を逃がそうとした、人質の一人だった黒木少年。事件は神崎の父親の刑事の機転により、その場で解決した。その父・神崎への感謝のひとつとして、黒木少年は刑事を志した。引退した父に代わり、刑事となった息子の神崎に、黒木が近づいたのは当然の話。
ラストの一編は、その黒木がラーメン店を出たあとに、いきなり同じ客を殴り,スマホを破壊した事件。なにかと噂のスクープ記事を扱う雑誌の編集者だった被害者は,刑事黒木を告訴すると言う。黒木はおとなしく罪を認め、辞職も匂わせるが、詳しい経緯を話そうとしない。
本庁警務部から派遣されてきた監察官から、黒木の素行と事件の真相を調べるように命じられた神崎。昔、神崎の父に世話になったという監察官は、相棒を冷静に捜査できたら、本庁への引き上げも検討すると言う。
事件現場のラーメン店に聞き込みをした神崎は、被害者が挙動不審で、盗撮をしていた疑いがある。対象は事件後店をやめたバイトの女の子。アパートを訪れて会ってみると、どうやら逮捕された立てこもり犯の娘で、過去の事件の際の階段突き落としにより、耳が不自由になったとわかる。当時彼女をかばっていた黒木少年は、彼女をずっと見守ってきたらしい。刑事になった理由のひとつもそれ。犯罪者の娘で、密かに見守っていた彼女を守るために、黒木は事件を引き起こした。黒木のすべてを正直に報告した神崎。黒木の辞職はなくなる。まだまだ二人の活躍は見られそうだ。