ニュージーランドの児童文学作家マーヒーの少し怖いが、家や家族の大切さを教えてくれる作品。
アンシアは両親を海の事故でなくし、田舎に住む従姉妹フローラのうちに引き取られた。しかし、一見大切に扱ってくれるが、環境の違いに戸惑い、自分が落ち着ける場所、空間を探していた。
従姉妹の家は二人の祖父が建て、大事にしてきた家で、改造しようとすると幽霊となって現れる。
会計士をしているフローラの父は日曜大工で、快適な家にしようとしているが、仕事のあとというわずかな時間ではなかなか進まない。しかも祖父の幽霊が見えたりするので、工事が進まず中途半端なもの。壁はむき出しで、中の配線などが丸見えだし、フローラとアンシアの部屋の境の壁には、大きな穴があり、出入りできるほど。始終従姉妹に覗かれている気がしてプライバシーが持てないアンシアは、いつしか奇妙な夢を見るようになる。異次元の別世界の中に紛れ込み、年下の少年に乞われて、世界の中心にある海に向かう旅をしている。
祖父の弟ハリーは少年時代に亡くなっているが、そのハリーが作った写真を組み合わせて立体視させる装置。そこに描かれている世界が、どうやらアンシアの夢の中の世界らしい。一人行くのを怖がるハリーがアンシアを旅の道連れにしようとしている。
美人で長い金髪の従姉妹アンシアに嫉妬し反発していた小太りのフローラ。アンシアの事情は理解していても、両親の愛が奪われたようで、少し腹を立てていた。小さな農場をしている母親の手伝いをさせられる自分と違い、お客様扱いのアンシアが憎い。
しかし、そんなフローラ自身も幽霊となった祖父の少年時代の姿レオに導かれて、ハリーが作り出した世界に迷い込むようになる。
文句はあっても本心から嫌いではない従姉妹アンシア。彼女が導かれているのは死への道。なんとかこの世に呼び戻さないといけない。死んでまでも自分の家にこだわっていたレオだが、いまや二人の孫娘と両親がしっかり守っている。だから自分が先に旅だった弟ハリーの道連れになることに。荒馬の群れの先頭にまたがる女酋長のような出で立ちで、アンシアを引き留めたフローラは無事に従姉妹を取り戻す。
一夜嵐に見舞われて通勤できなくなった父親は一日改造工事につくことができ、完成。壁も埋まり中は見えないが、見えないけれど繋がりが絆があることに気づいたアンシアとフローラ。
アンシアは両親を海の事故でなくし、田舎に住む従姉妹フローラのうちに引き取られた。しかし、一見大切に扱ってくれるが、環境の違いに戸惑い、自分が落ち着ける場所、空間を探していた。
従姉妹の家は二人の祖父が建て、大事にしてきた家で、改造しようとすると幽霊となって現れる。
会計士をしているフローラの父は日曜大工で、快適な家にしようとしているが、仕事のあとというわずかな時間ではなかなか進まない。しかも祖父の幽霊が見えたりするので、工事が進まず中途半端なもの。壁はむき出しで、中の配線などが丸見えだし、フローラとアンシアの部屋の境の壁には、大きな穴があり、出入りできるほど。始終従姉妹に覗かれている気がしてプライバシーが持てないアンシアは、いつしか奇妙な夢を見るようになる。異次元の別世界の中に紛れ込み、年下の少年に乞われて、世界の中心にある海に向かう旅をしている。
祖父の弟ハリーは少年時代に亡くなっているが、そのハリーが作った写真を組み合わせて立体視させる装置。そこに描かれている世界が、どうやらアンシアの夢の中の世界らしい。一人行くのを怖がるハリーがアンシアを旅の道連れにしようとしている。
美人で長い金髪の従姉妹アンシアに嫉妬し反発していた小太りのフローラ。アンシアの事情は理解していても、両親の愛が奪われたようで、少し腹を立てていた。小さな農場をしている母親の手伝いをさせられる自分と違い、お客様扱いのアンシアが憎い。
しかし、そんなフローラ自身も幽霊となった祖父の少年時代の姿レオに導かれて、ハリーが作り出した世界に迷い込むようになる。
文句はあっても本心から嫌いではない従姉妹アンシア。彼女が導かれているのは死への道。なんとかこの世に呼び戻さないといけない。死んでまでも自分の家にこだわっていたレオだが、いまや二人の孫娘と両親がしっかり守っている。だから自分が先に旅だった弟ハリーの道連れになることに。荒馬の群れの先頭にまたがる女酋長のような出で立ちで、アンシアを引き留めたフローラは無事に従姉妹を取り戻す。
一夜嵐に見舞われて通勤できなくなった父親は一日改造工事につくことができ、完成。壁も埋まり中は見えないが、見えないけれど繋がりが絆があることに気づいたアンシアとフローラ。