駅ナカの小さな書店、そこで出会う本との運命的な出会いにまつわる話を描いた心暖まる物語。
主人公史弥は大学三年。父親は老舗の全国展開の書店の主。今は病床にある父から、書庫から持ち出してなくした本を返してほしいと言われ困る。同じタイトルの本をいくつか買ってみたが、どれも違うと言われた。ネットの噂で知った北関東のローカル駅構内にある書店は、読みたい本が見つかるというのをたよりに、行ってみる。
笑顔が素敵な陽気な店長槇乃、一見バーテンダーのような店員栖川、そして金髪角刈りで紫のスーツを着る、やくざにしか見えないオーナーヤス。実は三人は高校の同級生で、本好きな槇乃がつくった読書同好会で一緒だった友達。
小さな店だが、地下にはかなり広い書庫をもち、廃棄するには忍びない本が保管されている。戦前に企画された東京まで結ぶ地下鉄、戦争で中止となり、一部しかない地下のホームに書庫をつくった。
病床の父の跡を継ぐ自信もなく、自分を殺して看病している自分に苛立つ彼は、父が望んでいることに気づかなかった。それを教えてくれたのは槇乃さんであり金曜堂だった。父の願いは史弥が自由に生きること、それを教えてくれた庄司薫の本。
四つの話で構成されていて、それぞれに運命的な本との出会いが描かれている。
ハードボイルドのマーロウにはまる大学職員の女性と、彼女にプロポーズしたイケメンの恋の行方。
子役俳優の孤独を癒したエンデのモモ。
昔は河童もいたという田舎町、それを思い出させたのは、梨木さんの家守綺譚。オーナーと祖父の家族の歴史が明らかになる。
正直言えば、取り上げてる作品は今ひとつ私の関心とは、ずれるが、それに関係なく、すんなり話にはいれた。本っていいなあと思える。
店長の過去にはなにか悲劇があったようで、詳しく書かれていないが、続編でも出るのかな。それと以前見かけて気になっていた、エキナカ書店大賞を受賞した『ペンギン鉄道なくしもの係』も読んでみたくなった。
主人公史弥は大学三年。父親は老舗の全国展開の書店の主。今は病床にある父から、書庫から持ち出してなくした本を返してほしいと言われ困る。同じタイトルの本をいくつか買ってみたが、どれも違うと言われた。ネットの噂で知った北関東のローカル駅構内にある書店は、読みたい本が見つかるというのをたよりに、行ってみる。
笑顔が素敵な陽気な店長槇乃、一見バーテンダーのような店員栖川、そして金髪角刈りで紫のスーツを着る、やくざにしか見えないオーナーヤス。実は三人は高校の同級生で、本好きな槇乃がつくった読書同好会で一緒だった友達。
小さな店だが、地下にはかなり広い書庫をもち、廃棄するには忍びない本が保管されている。戦前に企画された東京まで結ぶ地下鉄、戦争で中止となり、一部しかない地下のホームに書庫をつくった。
病床の父の跡を継ぐ自信もなく、自分を殺して看病している自分に苛立つ彼は、父が望んでいることに気づかなかった。それを教えてくれたのは槇乃さんであり金曜堂だった。父の願いは史弥が自由に生きること、それを教えてくれた庄司薫の本。
四つの話で構成されていて、それぞれに運命的な本との出会いが描かれている。
ハードボイルドのマーロウにはまる大学職員の女性と、彼女にプロポーズしたイケメンの恋の行方。
子役俳優の孤独を癒したエンデのモモ。
昔は河童もいたという田舎町、それを思い出させたのは、梨木さんの家守綺譚。オーナーと祖父の家族の歴史が明らかになる。
正直言えば、取り上げてる作品は今ひとつ私の関心とは、ずれるが、それに関係なく、すんなり話にはいれた。本っていいなあと思える。
店長の過去にはなにか悲劇があったようで、詳しく書かれていないが、続編でも出るのかな。それと以前見かけて気になっていた、エキナカ書店大賞を受賞した『ペンギン鉄道なくしもの係』も読んでみたくなった。