『所轄魂』の続編。東京東部にある所轄城東署の強行犯係長の葛木邦彦と、キャリア警察官で、警視庁に出向して、特命捜査対策室の管理官である葛木の息子俊史の父と息子が協力して事件捜査にむかう話。
今回の発端は所轄管内の空き家で見つかった年を経た白骨死体。空き家の主夫婦は息子夫婦に引き取られたという近所の話だった。一見自然死かと思われたが、本庁の名物検視官室井は殺人だと主張。しかし庶務課の管理官は黒田は事件性は薄いし、効率の悪い事件は扱いたくないとして、捜査本部の立ち上げに消極的。それに反発して、葛木は殺人事件として調べたい。父を助けようとして、息子は自分が管理する未解決事件に準ずるものとして、所轄に協力することになる。
したいの身元確認にはDNAしかないため、息子を探してみると、なんと職場で事故死していた。妻子は故郷に帰っている。しかも息子はアメリカに留学していてすぐには帰れない。結果、母親のと死体のDNAをアメリカに送り、そこで判定してもらうことになる。
空き家の主が戸籍上は愛知県に転出していて、いまだ除籍されていなくて、存命になっている。
何かと反対する庶務課の管理官黒木への反感から捜査を進める葛木らは次々と不可解な事実を掘り起こしていく。DNAの不一致、同じような白骨死体の発見、彼らに共通するカルト教団の影。死体で見つかったものが教団に財産を吸い上げられている。海外のサイトを経由したアドレスへの送金で、正体をつかむのも困難。
教団を調べようとすると、公安から横やりが入り、手を引くように脅される。
教団の教祖がもとキャリア警察官で公安部にいたことがわかる。公安を放逐されながら、事件も表沙汰になっていないし、公安に捕まえられる恐れもない。どうやら、公安だけでなく公安出身者が多い警察官僚の上層部に教団の息がかかるものがかなりある様子。黒田もその仲間で葛木たちを抑えようとしている。状況証拠ばかりで、物証に乏しい葛木らは危険を覚悟で教団へ家宅捜索に乗り込む。
さらに怪しい動きをする黒田、教祖や警察の上級官を追跡して、会っていることをつきとめる。信頼していた上司も一緒だと思った葛木だが、その後上司は失踪。監禁場所を突き止め、首を覚悟で捜査に向かうことで、ついに突破口を見つけて、解決に導く。刑事の所轄魂を失わない葛木らの勝利だった。
今回の発端は所轄管内の空き家で見つかった年を経た白骨死体。空き家の主夫婦は息子夫婦に引き取られたという近所の話だった。一見自然死かと思われたが、本庁の名物検視官室井は殺人だと主張。しかし庶務課の管理官は黒田は事件性は薄いし、効率の悪い事件は扱いたくないとして、捜査本部の立ち上げに消極的。それに反発して、葛木は殺人事件として調べたい。父を助けようとして、息子は自分が管理する未解決事件に準ずるものとして、所轄に協力することになる。
したいの身元確認にはDNAしかないため、息子を探してみると、なんと職場で事故死していた。妻子は故郷に帰っている。しかも息子はアメリカに留学していてすぐには帰れない。結果、母親のと死体のDNAをアメリカに送り、そこで判定してもらうことになる。
空き家の主が戸籍上は愛知県に転出していて、いまだ除籍されていなくて、存命になっている。
何かと反対する庶務課の管理官黒木への反感から捜査を進める葛木らは次々と不可解な事実を掘り起こしていく。DNAの不一致、同じような白骨死体の発見、彼らに共通するカルト教団の影。死体で見つかったものが教団に財産を吸い上げられている。海外のサイトを経由したアドレスへの送金で、正体をつかむのも困難。
教団を調べようとすると、公安から横やりが入り、手を引くように脅される。
教団の教祖がもとキャリア警察官で公安部にいたことがわかる。公安を放逐されながら、事件も表沙汰になっていないし、公安に捕まえられる恐れもない。どうやら、公安だけでなく公安出身者が多い警察官僚の上層部に教団の息がかかるものがかなりある様子。黒田もその仲間で葛木たちを抑えようとしている。状況証拠ばかりで、物証に乏しい葛木らは危険を覚悟で教団へ家宅捜索に乗り込む。
さらに怪しい動きをする黒田、教祖や警察の上級官を追跡して、会っていることをつきとめる。信頼していた上司も一緒だと思った葛木だが、その後上司は失踪。監禁場所を突き止め、首を覚悟で捜査に向かうことで、ついに突破口を見つけて、解決に導く。刑事の所轄魂を失わない葛木らの勝利だった。