昨夜読み終えたが、一気に最後まで読んだのはいいが、気がつくと、深夜2時近い。すぐに寝てしまった。

警視庁捜査一課第七係の個性的な七人の刑事の活躍を描くシリーズ。先日も一冊読んだが、時系列では今作の方が前の事件のようだ。一応、主人公と言える岬刑事が特捜本部で相棒になる所轄の女刑事里中との初対面が、今回の事件のようだ。

東京湾に面する臨海公園の消波ブロックで遺体が発見される。派手なオレンジのレインスーツを着ていたが、中ははだか、しかも両腕が肩から切断されている。後頭部を殴られ、絞殺されている。やがて身元が判明。少し離れた地区の交番巡査笹山。深夜パトロールに出たまま行方がわからなくなっていた。衣類はもちろん両腕も見つからず、警察手帳も拳銃も奪われた様子。実弾が五発。早速、特捜本部が発見場所を管轄する葛西署に立ち上がる。警視庁からは七係が担当。

岬刑事は所轄の女刑事里中とコンビとなり鑑とりに。なんかペットのように憎めないが頼りなさそうな里中。

笹山の管轄内の空き家が殺害現場として発見される。心配していた奪われた銃の一発目の事件が起こる。またしてもパトロール巡査が襲われる。橋の上で足を撃たれながら、川に逃れ、帽子以外奪われずにすむ。現場に奇妙な数字が並ぶメモが落ちていた。

犯人の狙いは何か?最初の巡査の両腕切断の意味は?

第三の被害者は不動産会社社長三田村。食品会社の無人の本部事務所内で見つかる。最初の警官同様の状態。持っていた免許証で身元がわかり、被害者を調べてみると、相手によって態度を変える陰険で傲慢な男。

そして二十四年前に迷宮入りした事件が浮かび上がる。肩から腕を切断された遺体が暴風雨の翌朝旧江戸川で発見される。被害者は素行不良な若者。特捜本部には若い頃の笹山も手伝いでいたらしい。さらにピストルが奪われた重大事件のために駆けつけていた刑事部長児玉も、当時キャリアの研修できていたことがわかる。これがラストの展開に絡むことになる。

三田村の過去を調べていくことで、迷宮事件に関わる事実が次第に明らかになっていく。

犯人から東京駅周辺で事件を起こすと言う連絡があり、駅の鉄道警察隊内に本部がもうけられ、児玉刑事部長が詰める。犯人の狙いはこれだった。奪った衣服で警官に化けて部長を狙撃。筋が読めた岬は犯人を逮捕。

驚愕の真相は?