新人女性刑事を主人公にした警察小説。元はサブタイトルが警視庁捜査一課十一係、今は警視庁殺人分析班となっているシリーズもの第二作。巻末の作家二階堂さんの解説によれば、警察小説でありながら本格ミステリーとしても優れた作品とか。それを知って、かえってシリーズを読む気持ちが萎えた。本格ものは読みながら、読者自身が手がかりや伏線を読み取り、自身で論理的な推理を組み立てて真相にたどり着くのを目指すミステリー。年を取ると、そういうのが面倒になってきた。
最初に発見された死体はテーブルの上に横たえられていて、そのまわりに意味不明なものが置かれていた。頭蓋骨、白い花、掛け時計、うつ伏せのスープ皿。南の判じものか最初はわからない。美術に詳しいものに聞くと、バニタス画と呼ばれる絵画に似ている。人生の虚しさを表す十六世紀十七世紀のヨーロッパの絵画。
一課の刑事を退職した老人のもとに犯人と思われる男から電話があり、二十年前にその刑事に取り調べを受け、服役していた。しかし実は無罪だったことを明らかにするために殺人を犯したとの声明。名前も名乗らない犯人が特定できず、捜査本部に現れた老人加賀美は情報を欲しがる。
捜査本部が立ち上がり、一課の十一係、つまりヒロイン塔子が所属する係が担当する。彼女と先輩で世話係の鷹野が割り当てられたのが、遺留品を捜査するグループ。死体の回りに置かれたものの捜索を始める。
やがて第二の死体が犯人からの電話により発見され、なぜか犯人が逮捕された時の新聞記事が置いてあり、犯人の身元が判明する。加賀美も覚えていた事件で犯人が自首してきたものの、加賀美は不審な点があったが、上司に握りつぶされた。
犯人の住まいから二十年前の写真が発見され、被害者との関わりはわかったが、真相は謎のまま。犯人の狙いは何か、犯罪現場はどこか。死体の回りに置かれたものの意味は何か。
やがて被害者の一人には別宅があることがわかり、そこに誰かが監禁されたあとと、被害者二人の殺害現場が見つかる。壁には死体の状況に似た絵画が描かれている。
バブル華やかな頃、絵画の売買で一儲けした一味、絵画に詳しい女性が仲間の一人を殺し、身代わりに自首した犯人。服役中に女性は病死し、その復讐を図った犯人。彼女が残した壁絵のなぞを警察に解明させるための仕掛けだとわかる。犯人が意外な場所に隠れていた。
最初に発見された死体はテーブルの上に横たえられていて、そのまわりに意味不明なものが置かれていた。頭蓋骨、白い花、掛け時計、うつ伏せのスープ皿。南の判じものか最初はわからない。美術に詳しいものに聞くと、バニタス画と呼ばれる絵画に似ている。人生の虚しさを表す十六世紀十七世紀のヨーロッパの絵画。
一課の刑事を退職した老人のもとに犯人と思われる男から電話があり、二十年前にその刑事に取り調べを受け、服役していた。しかし実は無罪だったことを明らかにするために殺人を犯したとの声明。名前も名乗らない犯人が特定できず、捜査本部に現れた老人加賀美は情報を欲しがる。
捜査本部が立ち上がり、一課の十一係、つまりヒロイン塔子が所属する係が担当する。彼女と先輩で世話係の鷹野が割り当てられたのが、遺留品を捜査するグループ。死体の回りに置かれたものの捜索を始める。
やがて第二の死体が犯人からの電話により発見され、なぜか犯人が逮捕された時の新聞記事が置いてあり、犯人の身元が判明する。加賀美も覚えていた事件で犯人が自首してきたものの、加賀美は不審な点があったが、上司に握りつぶされた。
犯人の住まいから二十年前の写真が発見され、被害者との関わりはわかったが、真相は謎のまま。犯人の狙いは何か、犯罪現場はどこか。死体の回りに置かれたものの意味は何か。
やがて被害者の一人には別宅があることがわかり、そこに誰かが監禁されたあとと、被害者二人の殺害現場が見つかる。壁には死体の状況に似た絵画が描かれている。
バブル華やかな頃、絵画の売買で一儲けした一味、絵画に詳しい女性が仲間の一人を殺し、身代わりに自首した犯人。服役中に女性は病死し、その復讐を図った犯人。彼女が残した壁絵のなぞを警察に解明させるための仕掛けだとわかる。犯人が意外な場所に隠れていた。