鳥飼さんの鳥類研究者のあとに、今度は生物学者を読んだ。偶然とはいえ、似た本を借りたものだ。
母親と二人越してきて、転校三日目に夏休みになった三年生の圭太。自宅でだらだらしていると母親にしかられて、家を出たものの、行く当てがない。まだ友達もできないし、近所もわからない。そんな彼に声をかけてきたのが同級生の達也。誘われるままに連れていかれた秘密基地。元は小学校の廃屋に住んでるのは片倉信也と名乗る生物学の大学講師。廊下や教室にはところせましと生物標本や剥製、膨大な書籍が溢れている。小学生相手に対等に自己紹介し、君づけで話しかける、少し変わったどじなおじさん。
達也が昨夜見た殺人鬼が今回の作戦会議の議題。夜中幽霊が出ると噂される廃ビル。謎の女が刃物でつきかかり血が飛び散る光景を目撃した。その女を探せ。メンバーは同級生の洋祐と久美。
ホームセンターでその女が新たにいくつもの刃物を買うのを見つけた達也と洋祐は後をつける。それを知った久美は片倉に注進。片倉には真実がわかったらしい。実はその女、結衣は憧れの生物学者片倉の助手になりたいと思う大学生。動物園で死んだサイを譲り受け、解剖して研究しようとしていただけ。真相がわかると結衣は押し掛け助手として、校庭でテント生活を始め、圭太や達也の仲間となる。
少年探偵団により探索され、最後には片倉先生が鮮やかに解き明かす謎の数々。商店街で怪しい歩き方をする口裂け女の正体、久美の愛犬の賢さの秘密、そして圭太の母親の家庭内暴力の解決。さらにそれにからめて一流の学者だった片倉が海外での発表会をボイコットして、やる気をなくして,ひっそりと暮らしている秘密が明らかになる。
文庫裏表紙の案内文の最後に書かれた、「思い込み」が招く驚愕のラストとは何か?
もしかして圭太がいつも世話してる次郎のことか。てっきり幼い弟だとばかり思っていたが。その次郎のしつけに端を発する母親の暴力。その解決のために刃物を買い、人里離れた山へ行く圭太。いくらなんでも主人公の少年が殺人はまずいと心配したが。次郎の正体を知り、圭太がしようとしたことを知り、やられたと思った。
前に読んだ『占い処・陽仙堂の統計科学』についで二冊目の作家だが、また読んでみたいな。
母親と二人越してきて、転校三日目に夏休みになった三年生の圭太。自宅でだらだらしていると母親にしかられて、家を出たものの、行く当てがない。まだ友達もできないし、近所もわからない。そんな彼に声をかけてきたのが同級生の達也。誘われるままに連れていかれた秘密基地。元は小学校の廃屋に住んでるのは片倉信也と名乗る生物学の大学講師。廊下や教室にはところせましと生物標本や剥製、膨大な書籍が溢れている。小学生相手に対等に自己紹介し、君づけで話しかける、少し変わったどじなおじさん。
達也が昨夜見た殺人鬼が今回の作戦会議の議題。夜中幽霊が出ると噂される廃ビル。謎の女が刃物でつきかかり血が飛び散る光景を目撃した。その女を探せ。メンバーは同級生の洋祐と久美。
ホームセンターでその女が新たにいくつもの刃物を買うのを見つけた達也と洋祐は後をつける。それを知った久美は片倉に注進。片倉には真実がわかったらしい。実はその女、結衣は憧れの生物学者片倉の助手になりたいと思う大学生。動物園で死んだサイを譲り受け、解剖して研究しようとしていただけ。真相がわかると結衣は押し掛け助手として、校庭でテント生活を始め、圭太や達也の仲間となる。
少年探偵団により探索され、最後には片倉先生が鮮やかに解き明かす謎の数々。商店街で怪しい歩き方をする口裂け女の正体、久美の愛犬の賢さの秘密、そして圭太の母親の家庭内暴力の解決。さらにそれにからめて一流の学者だった片倉が海外での発表会をボイコットして、やる気をなくして,ひっそりと暮らしている秘密が明らかになる。
文庫裏表紙の案内文の最後に書かれた、「思い込み」が招く驚愕のラストとは何か?
もしかして圭太がいつも世話してる次郎のことか。てっきり幼い弟だとばかり思っていたが。その次郎のしつけに端を発する母親の暴力。その解決のために刃物を買い、人里離れた山へ行く圭太。いくらなんでも主人公の少年が殺人はまずいと心配したが。次郎の正体を知り、圭太がしようとしたことを知り、やられたと思った。
前に読んだ『占い処・陽仙堂の統計科学』についで二冊目の作家だが、また読んでみたいな。