新酔いどれ小藤次第二冊目。
昨夜歯医者に言われて禁煙で、本が読めないと言うのに、なぜかこれだけは一気に読めてしまった。
第一冊の長屋の元差配の神隠し事件が解決したあと、小藤次がいつもの場所で研ぎ仕事を始めると、そんな彼に手を合わせ拝んでいく人が次々と現れる。しかもさらに賽銭を投げていくものも現れて、小藤次は困惑する。周囲はただで金が手にはいるのなら目っけ物と面白がるばかり。仕事場にしてる店の商売にも迷惑になってきたために、ついに小藤次はしばらく研ぎ仕事をやめることになる。何が原因でこうなったのか?裏で糸を引くものがいるのか?その狙いは何か?
一方小藤次の妻と言えるおりょうの主催する歌の集い芽柳派は盛況となり、門人数も多い。そして門人間で争いまで起こるようになり、不安の芽が出てくる。

二つの騒動の裏で画策していたのは、おりょうに横恋慕する門人、同朋頭の坊主がいることが判明し、小藤次が逆襲に転じて解決する。
小藤次おりょうの養子となった駿太郎。その実父が刺客として現れ、小藤次に討たれて死んだことはいまだ秘密にしていた。その秘密をどうやら騒ぎの張本人が駿太郎にばらした。駿太郎がどうするか?

身延山から戻った第四冊では、どうやらもと老中の家中にいた駿太郎の実父の墓所がわかるようだ。