朝から猛暑の日曜日。終日、扇風機の前から動けない。汗が止まらない。虫歯の鈍痛が続き、集中力にかける。朝は佐伯さんの本に夢中で気にならなかったが、そのあとに読み始めた本は、なんか理屈を言葉をひねくり回しているだけのような気がして、ギブアップ。


次に読み始めたのがこれ。やはり興味あると違う。暑さも歯痛もあまり感じないで最後まで。

ユング派臨床心理学者として、日本の草分けである著者が生涯をたどりながら、その折に出会った本、影響を受けた本について語っている。
全四部で、成人するまででは貧しいながらも兄弟に恵まれ、かなり本が読めたことから、数学教師となるまでを。

第二では臨床心理学を知り、まずはアメリカに留学、さらに本場チューリッヒにまでわたり、ユング心理学の研鑽を積み、ユング派の資格を取るまで。ユングに関心がある私にとっても、この時期にあげられている本は興味深い。

第三部では帰国後、まずは臨床心理学者として患者に向かう著者。ユングの思想は自然科学中心のものには理解しがたく誤解を生むと。患者の治療に取り組む著者。その際に箱庭療法を行い実績をあげる。その説明の一貫として、昔話や児童文学について述べることで、専門家以外の人々に知己を得、理解者をつくっていく。

こうして帰国後に日本にユング派を根付かせた結果、逆にそれが世界の注目を集めて、世界に向けて日本の文化を発信していくのが第四部。児童文学や昔話、さらには仏教や日本神話に関わる著者の本も読みたくなるし、ここで取り上げていた参考書も読んでみたくなった。しかし、今さら読めるかな?

先程予報を見ていたら、明日の最高気温はなんと37度とか。名古屋も大阪もおなじでは愚痴も言えないが、しかしもう今からげんなりする。

しかも今日は立秋と言うのに、当分暑い日が続くらしい。オリンピックも高校野球も真っ盛り。