探偵ものを書いてる作家という認識はあったが、はじめて読む藤田作品。
定年退職した二人の男。高校大学を共に過ごして気心が知れた二人が、定年後の無柳を解消するために始めたのが探偵家業。なんの知識も経験もない二人はホームページで素人を表に出して、始めたきっかけや家族を紹介して、信頼度と誠実さをアピールする。神田で事務所を開いたから、漢字を英語に直したゴッドフィールド探偵社と名乗る。知り合いにDMを送ったり、知り合いの弁護士に下働きを申し出たが反応はない。
ようやく現れた依頼者は三十路の美人。今は痴呆になった実母が懐かしがるかつての屋敷が今は空き屋敷になっている。現在の所有主を見つけてほしいと。できれば買い取りたいと。ご主人は酒造メーカーの社長。
雑司が谷の住宅街の路地の奥にある洋館だった。雑草におおわれているが、きれいにしたら素敵な建物になりそう。依頼人の夫は歴史ある社の歴史博物館にでもするつもりで調査に賛成。
依頼人の母は学者の娘で、祖父がたてた屋敷。依頼人二歳の時に夫をなくして、屋敷を手放した。飼い主もその後屋敷を出て行方不明。一時間借りしていた男もいたらしい。
近所の酒屋で聞いた断片的な証言をもとに調査を開始した二人だが。なかなか目的にたどり着けない。やがて彼らが手がかりを捕まえるために追う男をマークしている女探偵と知り合い、共同で探索をすることになる。女探偵の父親は交番勤務時に警棒や銃を奪われ退職。人生を狂わされたと言っていたとか。警察官だった兄である伯父から事情を聴いた彼女はなんとか犯人を見つけたいと思っていた。その男は医者の息子で浪人。実家を警官を装って侵入し、一家皆殺しにして大金を奪った。その男が素人探偵が追う男と接触があったことで、協力することになる。
屋敷の主や怪しい男たちは昔、土壌改造の研究をしていた。その頃のなにかが端緒のようだが、真相にはなかなかたどりつけない。しかも生き残っていた男も研究を餌にした不動産売買詐欺の件で、被害者たる危ない男たちに狙われている。
腕力もない還暦探偵には危ないときもあったが、どうにか現在の持ち主の遺産相続者を見つけて任務を果たす。その間に問題の屋敷からは白骨死体が見つかり、追っていた男も殺されていた。警察にしらを切りながらなんとか事件の全貌にたどり着く還暦探偵の二人。
定年退職した二人の男。高校大学を共に過ごして気心が知れた二人が、定年後の無柳を解消するために始めたのが探偵家業。なんの知識も経験もない二人はホームページで素人を表に出して、始めたきっかけや家族を紹介して、信頼度と誠実さをアピールする。神田で事務所を開いたから、漢字を英語に直したゴッドフィールド探偵社と名乗る。知り合いにDMを送ったり、知り合いの弁護士に下働きを申し出たが反応はない。
ようやく現れた依頼者は三十路の美人。今は痴呆になった実母が懐かしがるかつての屋敷が今は空き屋敷になっている。現在の所有主を見つけてほしいと。できれば買い取りたいと。ご主人は酒造メーカーの社長。
雑司が谷の住宅街の路地の奥にある洋館だった。雑草におおわれているが、きれいにしたら素敵な建物になりそう。依頼人の夫は歴史ある社の歴史博物館にでもするつもりで調査に賛成。
依頼人の母は学者の娘で、祖父がたてた屋敷。依頼人二歳の時に夫をなくして、屋敷を手放した。飼い主もその後屋敷を出て行方不明。一時間借りしていた男もいたらしい。
近所の酒屋で聞いた断片的な証言をもとに調査を開始した二人だが。なかなか目的にたどり着けない。やがて彼らが手がかりを捕まえるために追う男をマークしている女探偵と知り合い、共同で探索をすることになる。女探偵の父親は交番勤務時に警棒や銃を奪われ退職。人生を狂わされたと言っていたとか。警察官だった兄である伯父から事情を聴いた彼女はなんとか犯人を見つけたいと思っていた。その男は医者の息子で浪人。実家を警官を装って侵入し、一家皆殺しにして大金を奪った。その男が素人探偵が追う男と接触があったことで、協力することになる。
屋敷の主や怪しい男たちは昔、土壌改造の研究をしていた。その頃のなにかが端緒のようだが、真相にはなかなかたどりつけない。しかも生き残っていた男も研究を餌にした不動産売買詐欺の件で、被害者たる危ない男たちに狙われている。
腕力もない還暦探偵には危ないときもあったが、どうにか現在の持ち主の遺産相続者を見つけて任務を果たす。その間に問題の屋敷からは白骨死体が見つかり、追っていた男も殺されていた。警察にしらを切りながらなんとか事件の全貌にたどり着く還暦探偵の二人。