さすがに落語通の愛川さん 。シリーズ三作目の今回も楽しく読むことができた。しかも以前の神田紅梅亭シリーズの主人公である福の助が真打ち馬伝として落語を演じたり、電話で師匠である馬春まで登場して、ファンとしてはうれしい。
出版社から出向として派遣された席亭代理の希美子は期間が過ぎて会社に戻るか、寄席にとどまるか悩んでいる。幼い頃に両親の離婚で生き別れた実の父が寄席の席亭であることがわかり、病勝ちな父の代理として席亭を勤めてきた彼女。寄席に出演する芸人たちを題材にミステリーあり、芸人生活ありの興味深い話や、寄席を舞台にした芸人たちの関係や歴史、そこから生じる問題に立ち向かう希美子。落語や漫才のネタも部分的に披露されて、興味深い。寄席の下足番をしている義さんの謎も今回は明らかにされなかった。元敏腕刑事だったがなぜやめたのかの謎は次回にでも明らかにされるのだろうか。
読んですぐに次回作が楽しみになる作品はあまりない。うまいなというだけではない魅力があるからだろう。寄席とか芸に対する愛があるからだろう。
出版社から出向として派遣された席亭代理の希美子は期間が過ぎて会社に戻るか、寄席にとどまるか悩んでいる。幼い頃に両親の離婚で生き別れた実の父が寄席の席亭であることがわかり、病勝ちな父の代理として席亭を勤めてきた彼女。寄席に出演する芸人たちを題材にミステリーあり、芸人生活ありの興味深い話や、寄席を舞台にした芸人たちの関係や歴史、そこから生じる問題に立ち向かう希美子。落語や漫才のネタも部分的に披露されて、興味深い。寄席の下足番をしている義さんの謎も今回は明らかにされなかった。元敏腕刑事だったがなぜやめたのかの謎は次回にでも明らかにされるのだろうか。
読んですぐに次回作が楽しみになる作品はあまりない。うまいなというだけではない魅力があるからだろう。寄席とか芸に対する愛があるからだろう。