予想にたがわぬ面白い冒険物語だった。シリーズ一作目で、ウィロビー屋敷の危機を救った孤児院出身の少年サイモンは絵の才能に目覚め、屋敷の主が養子にするという言葉を断り、単身ロンドンに向かう。彼の絵の才能に気づいた医師フィールド先生の宿をめざしていたのだが。手紙にあった下宿先には先生はいないし、いたことを消してしまった雰囲気がある。下宿の主夫婦も怪しげ。末娘のダイドーは口も悪く根性も悪いが、家族に疎んじられているのを見て同情し、仲良くなる。この少女ダイドーが続編で活躍し、主人公となるが、今作ではサイモン同様、悪者の船から逃れて行方不明となる。
頼みの先生はいなくても、美術学校の校長には才能を認められ、絵の勉強を始める。学校に縁の深いバタシー公爵夫人の小間使いソフィーが、孤児院仲間と知り、旧交をあたためる二人。
公爵たちが何度か危険に会うが、それを救ったのはソフィーの機転な行動だった。
やがて現在のイギリス王を廃してハノーバーにいる王子を王位につけるたくらみをしているハノーバー党が裏で糸を引いていることがわかる。下宿先のトワイト夫婦、公爵家の執事までもが一味とわかる。最初から狙われていたサイモン。その理由は最後に明らかになる。執事のバックルは公爵の跡継ぎである甥と姪を捨てて、我が子を甥と偽って王子にしていた。捨てた本当の跡継ぎの二人を監視していたようだ。
ハノーバー党の悪巧みを知った先生は、偽王子の母親と共に無人島に置き去りにされていたが、海に流されたサイモンが島に漂着したことにより、真実が明らかになる。
国王を迎えた公爵家の晩餐会での爆破の陰謀を未然に阻止したのは、殺されかけたものの、ソフィーにより田舎の城に戻った公爵夫妻と、島から抜け出し城にたどり着いたサイモンだった。陰謀は阻止され、公爵は引退し田舎の城にすむことになる。そしてサイモンは公爵となる。公爵家の姫君となったソフィーは孤児院の悲惨な子供たちをを救い出そうと決める。
頼みの先生はいなくても、美術学校の校長には才能を認められ、絵の勉強を始める。学校に縁の深いバタシー公爵夫人の小間使いソフィーが、孤児院仲間と知り、旧交をあたためる二人。
公爵たちが何度か危険に会うが、それを救ったのはソフィーの機転な行動だった。
やがて現在のイギリス王を廃してハノーバーにいる王子を王位につけるたくらみをしているハノーバー党が裏で糸を引いていることがわかる。下宿先のトワイト夫婦、公爵家の執事までもが一味とわかる。最初から狙われていたサイモン。その理由は最後に明らかになる。執事のバックルは公爵の跡継ぎである甥と姪を捨てて、我が子を甥と偽って王子にしていた。捨てた本当の跡継ぎの二人を監視していたようだ。
ハノーバー党の悪巧みを知った先生は、偽王子の母親と共に無人島に置き去りにされていたが、海に流されたサイモンが島に漂着したことにより、真実が明らかになる。
国王を迎えた公爵家の晩餐会での爆破の陰謀を未然に阻止したのは、殺されかけたものの、ソフィーにより田舎の城に戻った公爵夫妻と、島から抜け出し城にたどり着いたサイモンだった。陰謀は阻止され、公爵は引退し田舎の城にすむことになる。そしてサイモンは公爵となる。公爵家の姫君となったソフィーは孤児院の悲惨な子供たちをを救い出そうと決める。