作家小川洋子、食や読書に関するエッセイスト平松洋子、二人の洋子さんの対談による思い出の本の数々。
奇しくも二人とも岡山県出身。小川さんが岡山市、平松さんが倉敷市。小川さんが1962年生まれで、平松さんが1958年生まれ。子供の頃から本好きなのは共通している。私より一回り年下になるのか。
二人とも地元の高校を出て、上京して大学へ。小川さんはフィクションである小説へ、平松さんはノンフィクションのエッセイへ。道は違うが、同郷と言うことで、幼い頃の思い出には共通する風景がけっこうある。感じ方に似た部分もある。お出掛けには母が縫ったよそゆきで、デパート天満屋の大食堂。節句には郷土料理である満艦飾の祭り寿司。そして、今は二人とも物がき。彼女たちが成長の栃生で、どんな本を読み、背中を押されてきたか。
第一章は、少女時代と、ささやかな記憶の欠片。
第二章は、少女から大人になる、と忘れられない味。
第三章は、家を出る、とわたしのなかの海、産むこと、母になること。
第四章では、人生のあめ玉、と日々の習慣がくれる偉大な力。
第五章、旅立ち、そして祝福。女友達、男友達の条件。
各章の頭に、二人がその当時感銘した作品を何点か挙げていて、それについて対談。そのあとに本以外についての対談が付加されている。
最後には編集者からの質問に、二人が回答し、話をする人生問答が付録されている。
小川さんの作品は、三作くらいしか読んでいないし、さらに読む予定はないが。平松さんはやはり講談社エッセイ賞を受賞した『野蛮な読書』を読んでみたくなる。偶然手にした一冊から、次から次へと繋がっていく作品があらわれる。
二人があげた作品の中の未読本で、今後読んでみたいと思ったのは、タブツキの『インド夜想曲』、オースター編の『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』かな。ほかに『アンネの日記 完全版』、白洲正子の仏像をめぐる旅に興味を引かれるが。白洲さんの作品は何点か、積んどく状態だし、アンネは、やはり少女の作品と言うことで、二の足を踏むかな。対談中にも、少女から女、母親といった女性に特有な経験や思いには、ついていけない感があった。
小川さんはともかく、平松さんの読書に関する本はまた読むかもしれない。
奇しくも二人とも岡山県出身。小川さんが岡山市、平松さんが倉敷市。小川さんが1962年生まれで、平松さんが1958年生まれ。子供の頃から本好きなのは共通している。私より一回り年下になるのか。
二人とも地元の高校を出て、上京して大学へ。小川さんはフィクションである小説へ、平松さんはノンフィクションのエッセイへ。道は違うが、同郷と言うことで、幼い頃の思い出には共通する風景がけっこうある。感じ方に似た部分もある。お出掛けには母が縫ったよそゆきで、デパート天満屋の大食堂。節句には郷土料理である満艦飾の祭り寿司。そして、今は二人とも物がき。彼女たちが成長の栃生で、どんな本を読み、背中を押されてきたか。
第一章は、少女時代と、ささやかな記憶の欠片。
第二章は、少女から大人になる、と忘れられない味。
第三章は、家を出る、とわたしのなかの海、産むこと、母になること。
第四章では、人生のあめ玉、と日々の習慣がくれる偉大な力。
第五章、旅立ち、そして祝福。女友達、男友達の条件。
各章の頭に、二人がその当時感銘した作品を何点か挙げていて、それについて対談。そのあとに本以外についての対談が付加されている。
最後には編集者からの質問に、二人が回答し、話をする人生問答が付録されている。
小川さんの作品は、三作くらいしか読んでいないし、さらに読む予定はないが。平松さんはやはり講談社エッセイ賞を受賞した『野蛮な読書』を読んでみたくなる。偶然手にした一冊から、次から次へと繋がっていく作品があらわれる。
二人があげた作品の中の未読本で、今後読んでみたいと思ったのは、タブツキの『インド夜想曲』、オースター編の『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』かな。ほかに『アンネの日記 完全版』、白洲正子の仏像をめぐる旅に興味を引かれるが。白洲さんの作品は何点か、積んどく状態だし、アンネは、やはり少女の作品と言うことで、二の足を踏むかな。対談中にも、少女から女、母親といった女性に特有な経験や思いには、ついていけない感があった。
小川さんはともかく、平松さんの読書に関する本はまた読むかもしれない。